Amigos No.99-2
2012年6月


待 たれている算数ドリルの配布 今年も無事終了

正確には昨年度分の「算数ドリル」のペルーの小学校への配布が4月に行われ、今回も無事にこの活動が完遂されたことを報告いたします。
今年も日本からの会員がペルーに行くことができなかったため、現地スタッフであるゴンサロ・パハレス氏とフリオ・エンリケ・パハレス氏が配布してくれ、 写真と報告書を送ってきてくれました

 


4月10日、 CALOから委任されたゴンサロ・パハレスとフリオ・エンリケ・パハレスは算数ドリルの配布を行いました。

マンチャイの小学校(Colegio Virgen del Rosario de Manchay)

マンチャイの小学校から訪問を始めました。 1年〜6年の6学年分810冊を手渡しました。創立者のホセ・チュキヤンキ神父と校長は不在で、担当の先生が応対してくれました。
彼の話ではドリルはよく使われ、勉強には大変役立っている。そして手渡した本はその週に生徒たちに配られるとのことでした。

manchay

リマックの小学校(San Juan Macías del Rímac)

それから、リマックの小学校へ行きました。 リマックのサン・フアン・マシアス小学校です。そこでは副校長のディナ・サラサール・ハウレギさんが迎えてくれました。
彼女は言いました。「CALOの算数ドリルは成功に導いてくれている。というのもドリルは算数の練習になるばかりではなく、子どもたちにとって、自分たち のために日本から用意されたドリルをもっているのだと言う誇りをもつ動機になっています」と。
この学校には6学年分435冊を渡しました。

rimac

インディペンデンシアの小学校(Colegio EPM 3050 Alberto Hurtado Abadilla )

そのあと、 インディペンデンシアのアルベルト・ウルタード小学校へ行きました。そこではマヌエル・タサイコ校長先生がわれわれを迎えてくれました。
何よりもまずCALOの本は授業を補うために必要不可欠な教材で、長年継続している、教育的なものだと話しました。これらのドリルは今週中に子どもたちに 配られるとのことです。多くの卒業生たちもCALOに感謝しています。
絵本はこの学校の図書室にも置かれてよく読まれています。「ぐりとぐら」のような絵本はいつもコンスタントに読まれていています。
この学校ではいつもそうだが、私たちに手づくりの小さなプレゼントをいっぱい用意してくれていた。キーホルダー、ブローチ、再生紙で作ったかごなどなど。

independensia

コマスの小学校(Colegio 2072 USE 04 de Comas.)

遅くなって、コマスに向かいました。 ロサ・アリサガ校長が迎えてくれました。いつものようにドリル寄贈への感謝を述べられました。 「このような学校にまでCALOの本を配ってくださり、CALOの皆さん方の努力に感謝しています。 CALOから受けた恩恵は忘れられません。CALOからは2つの教室を作る資金もいただきましたから。 たぶん、この学校で一番使われているのはCALOの算数ドリルとCALOの翻訳絵本だと思います。 絵本を使って劇をして見せたこともあります。 やはり長年の継続がこれにもあらわれています。教師や子どもたちがCALOからよい影響を受けて、 算数や読書がよくなっています」と。
これらの援助を今後も続けてほしいとの依頼がありました。

comas

フェイ・アレグリア小学校(Colegio Fe y Alegría 043 en Zapallal)

最後に、フェイ・アレグリア小学校へ行きました。 副校長が迎えてくれました。校長は本部の集まりに行って留守でした。 しかし、CALOの活動の継続と発展に対しての感謝のメッセージをいただきました。 子どもたちにとって算数ドリルは算数の勉強の大きな助けになると言っていました。そして、いくつかの教室に行きました。 そこでは子どもたちはCALOの算数ドリルをよく知っていて、私たちが到着するのを今か今かとワクワクして待っていてくれました。

fe y alegria

以上、われわれの活動の短い報告書です。


(現地スタッフ:ゴンサロ・パハレス)


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