Amigos No.95-3
2011年6月
「第18回大阪ラテンアメリカの会総会」が開催される
みのお市民活動センターにて「第18回大阪ラテンアメリカの会総会」が、4月2日、2時40分より開催されました。
当日は、出席13名、ハガキによる議決議長一任21名、口頭連絡2名の合計36名と、総会成立に必要な過半数24名をクリアして総会が成立しました。
冒頭、梶田代表より挨拶がありました。「今回の大震災に関して、留学生ほかペルーなどから、“大変心配している、大丈夫ですか?
あなたの家はこちらにもありますよ”といった内容のメールなどをもらい、世界は繋がっているのだなと感じました。
今日の話し合いで、また元気を出して再スタートしたいと考えております。議論のほどよろしくお願いいたします」
続いて2010年度の活動・決算・会計監査報告、2011年度の予算・活動・役員などについてそれぞれの承認決議、意見交換が下記のように行われました。
(1)2010年度の活動総括
(ここでは主な活動のみ列挙します)
アンデスのお話「たいようまでのぼったコンドル」の絵本の翻訳を依頼され翻訳が完成しました。 内容も絵もアンデスを素材にしており、ペルーの子どもに読んでもらいたいという作者の強い意志があり、翻訳を決定しました。 作者の意図も考慮し、翻訳には苦労しましたが満足のいく内容となりました。また、出版社(福音館)から100冊の絵本の寄贈があり2011年度はこの翻訳シール張り活動がメインになりそうです。
(2)2010年度の会計報告総括
2010年度から2011年度への繰り越しは、予算527,008円に対して1,021,765円の繰り越し(+494,757円)ができました。
主な内容は、個人の寄付金の増加と算数ドリル印刷代支払い為替差額(円高)によるものです。他の収入・支出の予算と決算の差異は大きくありません。
この結果2011年度も予定通り算数ドリルの配布を行うことができます。いずれにしても支出の節約を今後も務める必要があります。
(3)2011年度の主な活動予定
@「ペルーの子どもたちに算数ドリルを贈る」プロジェクト
2011年度もジャネットさんを中心に現地スタッフだけで実施する予定です。
資金減から現時点では、次期2012年は3000冊の配布はできませんので、何らかの方法を今から考えていかなければなりません。
配布数を減らすのか、配布学校数を絞るのか、数年このプロジェクトを停止して資金がたまるまで待つのか、寄付金を募るか等考えていく必要があります。
また現地の意見も聞くことも大事です。大事なことは、背伸びせず、できることをやることだと考えています。
A「ペルーの子供たちに翻訳絵本を贈る」プロジェクト
「たいようにのぼったコンドル」は数量が多いので、シール貼りボランティア呼びかけを箕面国際交流協会にお願いします。
また絵本の在庫管理も進めていきます。出来あがった絵本はリマの加藤神父さんの知人の郵便局あてに送付していきます。
B「スペイン語講座」について
スペイン語講座は、スペイン語を市民に広め、且つCALOの活動に理解を深めてもらい、裾野を広げる意味があります。
2011年度も5月から箕面市国際交流協会との共催で初級、中級の2クラスをCALOの例会の日に合わせて開催します。ぜひとも参加を。途中参加も可。お申し出下さい。
C「出前授業」
CALO独自と箕面市国際交流協会からの紹介も受けて行いますが、「ゆとり」授業も無くなっているので回数は減ります。
D例会は以前のように月2回に
翻訳絵本作成作業も増えてきたので、以前のように例会の開催回数として月2回にいたします。(2010年度は月1回)。
原則第1、3週の土曜日を例会開催日として、変更についてはホームページ及びAmigos で連絡します。
Eその他
資金の内部留保を増やすための経費削減を考えていきます。たとえば、メールマガジン等でのAmigosの発信などによる発送費の削減や、
ロッカー賃貸の削減など、一つずつできることをやっていくスタンスで進めます。提案がありましたらどしどしお願いいたします。
現在、賛助会員/正会員合わせて80名前後の皆様方から、貴重なお金を会費としていただいております。
例会に参加できない方が多い中、Amigos/ホームページなどによる情報発信や梶田さんを中心としたコミュニケーションを通じて、地についたCALOの活動を理解していただきますよう、
ご協力よろしくお願いいたします。
(斉藤記)
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