Amigos No.88-2
2009年9月

わくわくドキドキ リマ日記(1)

山田 恵美


*ペルーで人気?日本人・日系人男性たち*

 18歳のペルー人女子大生4人と、お茶をしに行ってきました。彼女達の会話を聞くのは、とてもいい勉強になるので、 頻繁に約束しては、遊んでもらっています。その中のノエリアという、とても可愛い女の子(唇がまるで女優?アンジー風?)が、 日本料理のお寿司屋さんでバイトを始めるらしく、盛り上がっていました。「日系人男性は顔が素敵なのよねぇ〜」と。 日系人はとても人気があるみたいです。
 そういえば以前、ペルー人女性から「あなたは、日本人男性と結婚できて幸せなんだから、感謝しなきゃ」と言われたことがあります。 なぜ?と聞くと「働き者で、優しいでしょ?なにしろ日本人だし」と。いやいや、私も日本人だし、珍しいことでもないし…と思ったので、 「私と結婚できた彼がラッキーなのよ」なーんて言ってみましたが、反応ナシでした。日本人(特に男性)は、とても人気があるようです。

 彼女たちの話に戻りますが、ノエリアは友達から、好きになる男の子はいつも顔が悪い!なんてことを言われていました。 そして本人も「ブサイクが好きなんです」と認めていました。でも、 「ブサイクは卒業して、ハンサムと付き合いたいので、今度のバイト先を日本料理屋にして、出会いを期待しているんです」とのこと。 絶対日系人を紹介してよーと言われ、みんな盛り上がっていました。
 女の子って、日本でもペルーでも同じような話題で盛り上がるんだなぁ〜、恋の話って盛り上がるんだなぁ〜と思いました。
 後日、ノエリアから日系人の彼氏ができたと報告があり、そのお店へ食事に行きがてら、挨拶(お顔拝見?)をしてきました。 んんんん〜、これはハンサムなのか…ノエリアの友達に、こっそりと聞いてみると「今までの中では1番マシです」とのこと。 もーちょっとだ、ノエリア!!! 頑張れ、ノエリア!!! 次に期待しましょう???


*言葉の壁?インフル予防接種も一苦労*

 ペルーでインフルエンザの予防接種を受けた時の出来事です。
 受付で、「インフルエンザの注射をお願いしまぁーす」と気楽な気分で声をかけたところ、「北ですか?南ですか?」と聞かれ、混乱。
(なんだ?その質問。日本では聞かれたことないし…でも日本は北半球だし…)
北…かな、と、おどおどしながら答えると「どこに行くの?」と聞かれたので自信満々に「日本です」と答えた。なのに「ブラジル?」と聞き返される。
(なんで〜?その質問はおかしいやろぉ〜。いくら私の発音が悪いといっても、日本(ハポン)とブラジル(ブラシル)は違いすぎてわかるやろ〜。
文字数からして違うねんから〜、パスポートだって提示してるし〜と考えつつ、つっこむことは出来ず…)
行くのは日本。日本は北半球にある国で…、だからインフルエンザを!と再度言ってみると、「黄熱病?」と聞いてくる。 ですから〜、そうじゃなくて〜、風邪に効く分で〜と言うと、
「じゃあインフルエンザね?」と。
(だから、最初から言ってるやん!と、これも心の声)。
穏やかに(たぶん)そうですと答え、無事に受付が終わり、奥の部屋へ呼ばれ、接種完了。
証明書にもインフルエンザって記載されていたので安心、安心。
 ま、今思うに、インフルエンザと言う私のたどたどしい口調からブラジル向けの黄熱病と間違っていないかしら?と確認してくれたのかも、 と思うことにしました。注射1本でも、ペルーでは必死です、というか、単に言葉の壁、ですかね。


*ペルーでゴルフ、この少年だれ?*

 友達と2人でゴルフへ行ってきました。
 5ケ月ぶりの、ちょぉぉ〜久々のゴルフ。練習もせず、1番ホールの脇でストレッチ、素振りなんぞをしていると小さな男の子がやって来て、 一緒に周ってもいいかな?と。友達はOKとのこと(上手だしね)、私は下手なので、面倒くさいかもよ、と男の子に忠告したけど、 是非一緒に周りたい、と言うので一緒に周ることとなりました。
 小さな男の子は、それは上手で、見ていてすがすがしいというか、安心できるというか、惚れ惚れしました。 そして、私がミスショットをするたびに駆け寄ってきて
「EMI、大丈夫、大丈夫。大事なのは前に進むことだよ」と励ましてくれました。
 年齢は、7歳。なんと優しく、余裕のある7歳。
 名前は?と聞くと「僕の名前?」と聞き返される(また発音が悪かったのか???)。
そうそう、私はEMI、あなたの名前は?ともう一度聞くと「Diegoです」と。彼とはハーフだけで、お別れ。最後まで上手でした。
 友達は、負けていられないわ!と必死だったようで、ドッと疲れているようでした。私はお陰様で?もともと腕前からして圏外だし、 ディエゴと喋りながら楽しくプレイできて、スペイン語の勉強にもなったしラッキーって気分でした。
 で、後半周りながら、落ち着きを取り戻した友達がディエゴについていうことには…、
ペルー人でこのゴルフクラブに入れるというのは(ただのお金持ちでは無理なので)、大金持ち!?、そして親の期待を一心に背負っている感じがしたね、と。 確かに、パターでミスした時、キャディーの父親に言い訳?していました。必死に。
7歳で、頑張っているんだなぁ〜と思いながら、その日は楽しく終わりました。
 そして次の日。その友達からお誘いを受け、連日のゴルフへ。そこで、「昨日の男の子、雑誌に載ってるよ〜」とゴルフ専門誌を見せてもらった。
なんと、今年初めてのジュニア大会でチャンピオンに!って、2ページにわたって特集されており、お父様も小さく写っていました。 友達の運転手さんが知っているくらいに有名な男の子でした。そんなに凄い男の子だったのか〜、 そりゃあ、私を励ます余裕があるわなぁと感心。
 そして脳裏をフッとよぎったこと。
 彼に名前を聞いた時、聞き返してきたのは「僕の事を知らないの?」って意味合いがあったかも。 (日本で、タモリさんに会って、名前を聞くようなもの???) 私の発音のせいではなかったんだと思うことにして、今日も一日幸せな気分で過ごしました。

(つづく)。

やまだえみ:大阪出身の主婦。リマ在住。
挨拶と 1から10までのスペイン語”だけ”を覚えて、夫の仕事でペルーへ乗り込み、はや3年目。 ペルーの方々の素晴らしい想像力と理解力に支えられ、楽しい毎日を過ごされています。 そんな素晴らしいペルー、素晴らしい人々、そして素晴らしい出来事を、お楽しみください。


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