Amigos No.87-2
2009年6月


第16回総会開催

 4月16日(土)2時30分より、みのお市民活動センターにおいて第16回大阪ラテンアメリカの会の総会が開催されました。
 例年通り、総会開催のために正会員の方々に案内葉書をお送りしました。お忙しい中、葉書を委任状としてお送りくださりありがとうございました。中にはメッセージを書いてくださった方々もあり、励まされました。お礼申し上げます。

=活動拠点を変更・積極的に助成金応募へ=
 代表挨拶では、この一年のCALOの活動での大きな変化は、活動拠点を「箕面市国際交流協会」から「みのお市民活動センター」に移したこと。このことはアクセス面がよくなったことで新しい例会参加者が生まれてきたことがメリットである。ついでに買い物をして帰ることもできる。
しかし、室料、ロッカー代、倉庫代などがかかることは以前と比べてデメリットではあるが、以前の「箕面市国際交流協会」でも部屋代などを徴収するという方向に動いているので、これはNGOの活動をする上において必要不可欠な経費として認めなければならないと思う。また、今まで受け取っていた助成金などがいただけなくなる可能性も高く、活動に対しての助成金を募集しているところがあれば、あらゆるところへ積極的な応募を試みていきたい。また、そんな情報を見つけてほしいなどと話しました。

=活動報告と会計報告=
 次にこの一年間の活動報告を行いました。
CALOの活動の中心である「ペルーの子どもたちに算数ドリルを贈る」活動は例年と異なり、新年(2009年3月)にずれ込みました。それは2年生ドリルの改定版に取り組んだためです。また、現地ペルーに日本からは行けませんでした。しかし現地での活動体制がしっかりしてきて、出版社リブロスとの連携もよく、きちんと数日で配布してくれました。ペルーからの報告書が届いています。
 会計報告では、やはりこの不況のあおりのせいか、会員の会費納入が少なくなってきている上に、先述のとおり経費がかさんで来ていることが気がかりと。助成金についても考えなければならないとのこと。また、郵送費の削減のために、会報Amigosの発行を年間6回から4回に減らし、HPの充実を持ってそれを補充するようにすればという案も。

=今年度の活動計画=
 「算数ドリルをペルーの子どもたちに贈る」活動は現地からの熱い要望もあり、出来る限り続ける。今年も改訂版作りをしたい。ネイティブの方々の協力を得たい。
 「翻訳絵本」作りに関しても例会で続けていく方針。
ペルー訪問は希望者がありながら現地の都合と、新型インフルエンザ騒ぎもあり、この夏の訪問は見送りとなった。
出前授業に関しては、要請があれば受けるという方向でいきたい。
スペイン語講座はCALOの収入には結びつかないが、会員のすそ野を広げる意味でも存続させていきたい。

=新役員の承認=
 継続してやってくださる方々、新しく引き受けてくださった方々、今年度もよろしくお願いします。


2008年度CALO活動報告
項目 内容
(詳細は会報Amigos、HPを参照ください)
日程 評価と2009年度への課題
1 ペルー活動
「ペルーの子どもたちに算数ドリルを贈る」「ペルーの子どもたちに翻訳絵本を贈る」事業他

今年度はCALOとしてのペルー訪問は行わなかった。
 ・算数ドリル2学年用の改定版づくり: 
11月〜12月08年
 ・3000冊の発注:1月09年
 ・各学校への配布:3月09年
 ・現地スタッフによる配布校訪問:
5月08年、 レポート(Amigosに)
 ・絵本12冊EMSにて加藤神父     
−ジャネット受取、コマスへ:7 月08年
 ・絵本11冊CALO会員手渡し:7月08年
 ・絵本37冊、船便にて発送:      
3月24日09年
 ・野球帽25個輸送(加藤神父保管)
10月08年
 ・野球帽贈る25個:6月08年
CALO会員が手渡す。(コマスへ)

年間を通して
  • 他の学年の改定版を作る。
  • 翻訳絵本の輸送を軌道に乗せたい。
  • ペルー訪問
  • 輸送した絵本の配布ルートを確認
2 出前授業 ・大阪府立千里高校2年生
「おりづるの旅」6冊の寄付を受け、ペルーに関する授業と、翻訳本をつくる作業
2月12日
(2009年)

箕面市国際交流協会との「出前授業」は中止。
CALO独自で、学校からの要請によって行うことに。
3 イベント等への参画、企画 ・カトリック箕面教会のバザーに出店
10月19日
(2008年)


例会会場を「みのお市民活動センター」に移したので、これからはこちらでの横のつながりを考えてイベント参加を考えていきたい。
4 スペイン語教室の開催:
スペイン語を学習することによってラテンアメリカ諸国の文化や人々に興味をもってもらう。 CALO入会のきっかけにも。

毎回の例会に先立って行っている。
  • 参加者が少し増え以前のように初級と中級の2クラス。講師はCALO会員ペルー人 (募集要項に“講師はネイティブ”とうたっている)
  • 月謝:一般2000円、CALO会員1500円
2回/月 CALOの入り口としてはあったほうがよい。
CALO会計としてはなかなかプラスにはならないことが問題。
5 例会:
活動の原点となっている。
  • 会場を箕面市国際交流協会からみのお市民活動センターに移動
  • 翻訳絵本作業、会報の発送作業
  • 活動についての細かい決議や打ち合わせ
  • 会員相互のコミュニケーション
2回/月
参加人数、メンバー(顔ぶれ?)など充実していたようだ
6
  • 会報「Amigos」の発行
すべての会員に活動の実態を細かく知ってもらうために
  • ホームページUP
  • 偶数月、6回発行
できる限りCALOの動きがわかるような内容に。
  • HP担当は、いつも例会に出ている会員に代わり、例会スケージュールなどきめ細かに対応できている。
4月、6月、
8月、
10月、12月、2月

年会費を払っている方への唯一の働きかけとして必要不可欠だが、 経済状態など考え年4回に減らしてもいいのではないか・・・その代りHPの充実
7 助成金など、
外部団体への支援金依頼
  • 高槻東ロータリークラブ様より支援金
  • 「算数ドリル」の出版社文溪堂様より支援金
7月
(2008年)

10月
(2008年)
今年度は高槻東RC様からの支援金はなくなる可能性大。他を考える。
8 その他
絵本作家からの申し出

  • 有名な絵本作家・西巻茅子さんから、旅行で一緒になったCALO会員に自作絵本数冊を贈られ、 ペルーに役立ててくださいと。早速翻訳をつくっている。
  • 「ちいさくても大丈夫」サッカー選手ロベルト・カルロスの絵本の挿絵を描かれたはまのゆかさんからも6冊の寄贈。 これはもうすでにスペイン語訳がついており、すぐペルーの子どもたちに贈れる。


6月
(2008年)





11月
(2008年


算数ドリルをドル建てで支払っているので、このドル安状態で少し余裕ができた分でこれらの 新しい絵本を購入して中古本翻訳絵本に加えることに(例会で承認)。


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