Amigos No.115-2
2016年12月
大阪ラテンアメリカの会のみなさまへ
CALOの算数ドリルで学んだ卒業生からの便り
Mi
nombre es José Miguel Yata Hurtado, tengo 22 años, soy de nacionalidad
peruana, desde la edad de 2 años vivo en Manchay-Lima (Perú).Estudié
toda mi etapa escolar en el Colegio Virgen del Rosario, para luego de
mucho esfuerzo poder ingresar a la Universidad Nacional de
Ingeniería (UNI) y hoy, me encuentro en Orléans-Francia desde
septiembre del 2015. (全文スペイン語、以下略) |
{マンチャイのビルヘンデル・ロサリオ校で学んだ私がフランス留学}
私の名前は、「ホセ ミゲル ヤタ ウルタド」です。22歳です。
ペルー国籍で、2歳の時からリマのマンチャイ地区(ペルー)に住んでいます。
小・中等教育の全ては「ビルヘン デル ロサリオ校」で学び、多くの努力を重ねながら、
Universidad Nacional de ingeniería
“UNI”(工学国立大学)に入学し、2015年9月から、フランスのオルレアンに来ています。
{マンチャイで困難を乗り越えて}
マンチャイでは、両親と共にたくさんの困難を乗り越えました。マンチャイに住む人々は、
教会から多く助けられたおかげで、我々の最愛のコミュニティの環境を、少しずつ向上することができました。
そして、多くの夢と希望を持ってフランスに来ることが出来ました。
ペルーで過ごしてきた日々や学んだことを思い出したりします。
肉体的に辛かったことや(工場での労働や警備として働いたりしましたから)、
精神的な苦労(難関で名門大学である工学国立大学UNIに入学するまでとても大変だったから)、
悲しい時もありました(父の手術や、愛する人の喪失)。
そして「フランス2015年国際優秀奨学金」を受けるという嬉しい出来事もありました。
{国を代表する責任感}
これらの出来事は、今自分はどこにいるかと自覚することや、外国で自分の国を代表するという責任感を持たせてくれました。
そして、今フランスで一所懸命頑張れているのは、そうした苦労などがあったおかげだと感じています。
与えられたこのチャンスを大事にしていきたいです。
{様々な国からの学生と友達に。そして上位の成績を}
正直に話すと、フランスに着いたばかりの頃は、日常生活の全てが、簡単なことではなかったのです。
ルールや時間通りに着くこと、食べ物、時差への適応やフランス人の性格に慣れること。
例えば、自立した人となって、欲しいものがあると、自分で手段を探して求めるようにならなければならないということ。
大変だったけれど、人生においてとても有意義な体験となり、そして誇りを持って言うのですが、
目標を達成することができました。私と同じように、色々な文化に触れたい気持ちを持っている様々な国の学生と友達になることが出来ました。
そして、120人の同級生がいるなか、上位10人に入ることができて、厳しい教師に認められ、
他の学生と共に勉学に励むことができました。この経験は、私の世界に対する見方を変えました。そして今後も変わっていくでしょう。
今ここにいることは、自分が目標を実現することができるという自信になりました。
国境、距離、言語、そして文化でさえ壁にならないと感じることは貴重な体験です。
{自己利益なしに支援してくださったCALOに感謝}
倒れないように力を下さった神様に感謝したいです。
そして人間性を育ててくれた両親、第一歩を踏むように導いてくれた母校、
人間としての価値観を刻みつけてくれた教会、学生にたいして厳格な教育行っているUNI大学に、
そして長年ペルーの子どもたちへ自己利益なしに支援をして下さっている大阪ラテンアメリカの会
「CALO」に感謝したいです。ありがとうございました。
Atte. José Miguel Yata Hurtado
Manchaino de corazón
ホセ ミゲル ヤタ ウルタド 心からのマンチャイ人
(訳:オチャンテ ロサ)
このページのトップに戻る | 会報誌「Amigos」の目次に戻る | 「ホーム」に戻る
|