Amigos No.109-2
2015年3月
「翻訳絵本をペルーの子どもたちに贈る」作業状況の報告
- 絵本プロジェクト -
ペルーの子どもたちにも人気の絵本です |
CALOの活動の2本柱「算数ドリルをペルーの子どもたちに贈る」プロジェクトともう一方の 「翻訳絵本をペルーの子どもたちに贈る」プロジェクトは現在順調に推移しています。
<ペルーへの小包の発送>
直近では1月13日にいつものようにリマの加藤神父さん宛に30冊を船便で発送しました。
(ペルーの郵便事情が悪く、この神父さん宛に、彼の知り合いの郵便局に送ればほぼ確実に届くということで、いつもお願いしています。)
発送料は約6000円あまりです。これで送ると現在、荷物がどこにあるのかを追跡調査してくれます。
発送して約2カ月の今、もうリマのCOLISという取扱局に着いているそうです。もうすぐジャネットから届いたとの報告がきけることと思います。
これが届けば2000年に贈り始めて以来1243冊の翻訳絵本がペルーの子どもたちの手に渡ったことになります。
(今朝3月19日、加藤神父さんからのメールで、届いたことがわかりました。)
<作業の工夫、翻訳の見直しも>
現在は、月一回の例会時にこの翻訳絵本を作る作業をしています。おもに翻訳文をプリントしたシール用紙を切り取って絵本に貼って行く作業です。
初期に翻訳したスペイン語訳の見直しや、日本語も読みたいという意見を取り入れて、字を小さくしたり、絵はもちろん、
日本語もなるべく隠さないように貼ろうと工夫しています。
また、最近は新しく絵本の翻訳をしていないので、スペイン語を勉強している者たちが人気の絵本や、
ペルーの子どもたちも喜びそうな絵本をさがして、翻訳作業に取り掛かろうとしています。
CALOのホームページを見て訪ねてくれた前田航さんという青年(次ページ)が「かみさまへのてがみ」
という絵本を翻訳してくれました。ネイティブチェックを受けて翻訳本リストに載せたいと思っています。
その他、新しく翻訳をしたいと候補に挙げているのは「ぐりとぐらとすみれちゃん」「スーホの白い馬」「しろいうさぎとくろいうさぎ」などです。
いずれも子どもたちに人気があり、ベストセラーで版を重ねているということで集まりやすいと考えています。
もし、お家にあれば寄贈願いたいと思います。
<いつでも見に来てください>
現在、出来あがっている翻訳本は40冊ほどあるので、また小包を発送しようと思っています。
前記した前田さんが5月くらいにペルーに行く予定で、何冊でも持って行きますよと言ってくれているので何冊かを託す予定です。
こうして手で運び手渡し出来ることが一番確実な方法です。
このように、CALOの例会は翻訳絵本作業を中心に励んでいます。お時間のある方はいつでも見に来てください。
簡単な作業ですので手伝っていただければありがたいです。
「絵本リスト」のページにある絵本の中古本を集めています。もしあればご連絡ください。
(作業担当:林伊津子)
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