Amigos No.107-2
2014年6月


皆 様の思いに感謝

- 第21回大阪ラテンアメリカの会総会-

 「第21回大阪ラテンアメリカの会総会」が、4月12日 2時30分より、みのお市民活動センターにて開催されました。当日の出席9名、ハガキによる議決議長一任21名、口頭委任連絡1名の合計31名と、 総会成立に必要な過半数20名(正会員38名として)をクリアして総会が成立しました。
 冒頭、梶田代表より「2013年度から、会員制は継続しつつも、会費制はやめ、任意の寄付による運営形態に変更しました。 特に12月のキャンペーンで予想以上の多くの支援金が集まり、会員の皆様の思いに感激いたしました。 おかげで、ペルーの子どもたちに今回も3000冊の算数ドリルを届けることができ、 ペルーの子どもたちに大いに喜んでいただきました。また、古絵本の送付ルートも加藤神父の尽力のおかげで、再開でき、絵本を贈る活動も継続できます。 今後ともに頑張っていきたい。」との趣旨の挨拶があり、続いて2013年度の活動報告、2013年度の決算・会計監査報告、 2014年度の予算・活動内容・役員承認そして、CALOの会則の一部修正について、それぞれの承認決議、意見交換が行われました。


(1) 2013年度の活動総括

      1.  算数ドリルの配布活動は、現地スタッフのジャネットさんとゴンサロさんが、5校の小学校に3000冊強を届けました。 このうち2校の1年/2年の数冊の不足分を出版社ビブロスが補填してくれました。
         またこのプロジェクトに、文渓堂様より30万円の支援金をいただきました。
      2.  翻訳絵本の配布は、29冊を子供たちに届けることができました。 翻訳絵本を送付するルートも確保できたので今後も送付できるようになりました。
      3.  スペイン語講座は、箕面市国際交流協会との共催(委託事業扱い)を各種事情で中止しましたが、例会に先立ち、 希望者がロサさんに依頼して、フリートーキングを楽しむ会を立ち上げました。
      4.  出前授業の依頼がありましたが、都合の付く会員がなく断りました。
      5.  会報Amigos/ホームページ
        •  会報Amigosは4回発行しました。Amigos12月号で“算数ドリルを贈る協賛キャンペーン”を行い、 予想以上の多くの方々から支援金(寄付金)をいただきました。
        •  ホームページも都度更新を行いました。
      6.  その他
      7.  カトリック箕面教会バザーに参加(2013/10/20)しました。
      8.  月に1回の例会を継続し、翻訳絵本作り、活動についての打ち合わせ・決議、会報発送作業、 会員相互コミュニケーションづくりなどを行いました。

(2) 2013年度の会計報告と2014年度予算報告・監査報告

      1.  2013年度値決算の結果、2014年度への繰り越しは、予算102,021円に対して653,976円の繰り越し (+551,955円)ができました。この大幅な相違点は、支援金の増加につきます。 12月の“算数ドリルを贈る協賛キャンペーン”で625,000円、それ以前の寄付金で183,740円、 合計808,740円となり、大幅増になりました。大口の寄付もあったことを付け加えておきます。
      2.  文渓堂様より、当初予算どおりの30万円の支援金をいただきました。この結果、算数ドリルの配布については、 通常通り3000冊を行うことができました。文渓堂様、有難うございました。
      3.  経費については予算以下に抑えることができました。
      4.  2014年度予算については、収入は会員と文渓堂様からの支援金が収入となり、 12月に行う“算数ドリルを贈る協賛キャンペーン”の結果を踏まえて、ペルーへの算数ドリルを贈る内容について最終決定を行います。 (配布部数・配布学校数など)。予算としては、2000冊程度の配布を考えた金額を計上しています。
      5.  監査については、通帳残高、領収書、入出金の明細書を精査したうえで問題なしとされました。

(3) 2014年度の主な活動

      1.  「ペルーの子どもたちに算数ドリル贈る」事業
        2014年度は実施しますが、最終の配布冊数・学校数などについては資金と現地の状況を考えて12月に決めます。 2015年度以降は、このプロジェクトは一時停止となると予測されます。
      2.  「ペルーの子ども達に翻訳絵本を贈る」事業
        中古絵本は各人の寄贈に期待します。現在、今までに寄贈していただいた絵本がまだあるので、現金での購入は控えます。
      3.  「出前授業」について:依頼があれば、動けるスタッフの状況によって考える。
      4.  運営資金
        今期も文渓堂様にご協力を依頼させていただきます。12月Amigos発行時に、“算数ドリルを贈る協賛キャンペーン”で支援を呼び掛けます。
      5.  その他
        •  例会は、1ヶ月1回を継続します(原則、第3土曜日)。出席される方はHPやAmigosを参照下さい。
        •  会報(Amigos)の発行は、年3回(6月、12月、3月)とします。
        •  ホームページは協力者への報告のため充実していきます。
        •  イベントは、ペルーの小物がある限り、極力参加して運営資金にいたします。(バザーなど)

(4) 会則の変更について

特に、現実にそぐわなくなった内容の変更と詳細追加等が主な修正点です。

      1.  目的:一部内容の削除(目的自体は変わりません)
      2.  事業内容:現実の活動内容に合わせました。
      3.  構成員:分類の簡略化(正会員と賛助会員のみにいたしました。)
      4.  総会議決:現行より一部詳細に述べました。
      5.  雑則:会費制の変更内容など

(5)役員について

2014年度役員は承認されました。各名前は省略します。よろしくお願いいたします。(敬称略)

(6)副代表     

 今期(2014年度)から、今後の運営を考慮して、オチャンテ・ロサさんに、副代表という形で参加していただきました。 将来の活動を継続する布石として、ご協力よろしくお願いいたします。
 また、算数ドリルの配布とその状況報告、ドリル印刷製本のビブロス社との見積り・領収書の発行など、 すべてペルー現地スタッフのジャネットさんを通して行いました。ビブロスとの信頼も強めて、ジャネットさんは、 今まで以上に責任を持ってやっていただけました。今後もこのやり方を継続していきます。


総会の出席者は、多くはありませんでしたが、今期の反省を踏まえて、有意義だったのではないでしょうか。
今年も任意の寄付支援による運営が続きますので、日常活動の情報発信やコミュニケーションが大事になります。 宜しくご協力お願いいたします。

 (斉藤)


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