Amigos No.106-3
2014年3月

こちらスクレでーす(6)

人口: 約1000万人
面積: 日本の約3倍   スクレは海抜2790m
事実上の首都: ラパス
(行政機関がスクレからラパスへ移行したため)
元首: エボ・モラレス大統領
時差: 日本より約13時間遅れ
為替: 1Bs(Boliviano) ≒ 15円

<一年ぶりのスクレと子どもたち>

ワタシこの本だいすき!

 約1年ぶりのスクレ。以前 スクレで暮らしていたので街の様子は知っているものの、再訪問に妙な緊張が走りました。スクレ空港に着き見覚えのある風景に少しホッとしました。 タクシーから眺めるスクレの風景は1年前と特に変わらない気がしました。わずか1年前でも、とても懐かしく感じました。 孤児院の子どもたちは、この1年で大きくなりました。私が世話をしていた2〜6歳までのクラス約23人の内6人だけが孤児院に残留し、 残17人の子どもたちは養子縁組となって孤児院を去っていました。 思い入れのある子どもたちと再会できなかったのはとても寂しいですが、子どもたちが新しい家族と幸せに暮らせるなら、その方が私も嬉しいです。 時々、孤児院を去った子どもたちが孤児院に遊びに来るので、子どもたちとの再会を楽しみにしています。 1年ぶりの再会に、6人の子どもたちは誰一人私の事を覚えていませんでした。当然ですよね。でも私の名前はすぐ覚えてくれました。 現在の2〜6歳までのクラスは、0〜2歳未満クラスから2歳以上のクラスへ移ってきた子供と新しく孤児院に入って来た子どもたち約22人です。 以前世話をした子どもたちと今回世話をする新しい子どもたち、たくさんの子どもたちと接することができて嬉しいです。

子供たち

<ボリビアの物価>

 ボリビアの物価は、以前に比べると上昇しました。現在Bs1≒15円。日本の物価と比べると、まだまだ低いけれどもボリビアで生活するには大変です。 物価は以前より約2倍上昇した物やBs2~3上昇した物があります。
 以前は自宅でネットができなかったけれども、1年の間に通信環境は世界基準に頑張って追いついているようでwi-fiが使用できるようになりました。 回線が安定していないので、時々回線が切れたり、日によって繋がらない時もあります。通信速度は相変わらず遅いです。

<オルーロのカーニバル:南米三大祭り>

 3月1、2日 Carnaval de ORURO(オルーロのカーニバル)。ブラジルのリオのカーニバル、ペルーのクスコのインティ・ライミと並んで南米3大祭りの1つだそうです。 ボリビア各地で色んなお祭りがありますが、その中でもオルーロのカーニバルはボリビア全土で最大のカーニバルだそうです。 以前のAmigosに記載したグアダルペ祭と同じ踊りを踊りますが、規模が違います。今年は35,000人のダンサーが終日踊りました。

<水の掛け合いでびちょびちょ>

 スクレではグアダルペ祭のような踊りはありませんが、たくさんの楽団が道路を行進します。このカーニバルの時だけ、 ボリビア全土で水鉄砲や水風船、泡スプレーを車から建物の上から行進する楽団に向けて、また誰にでも投げつけてカーニバルを楽しみます。 先週木曜から路上で水のぶっ掛け合戦が始まりました。今週火曜まで合戦は続くそうです。 水鉄砲や水風船は頭上や背後から投げつけられるし、どこから飛んでくるか分からないから防御のしようがありません。 特に水掛け合戦を楽しみにしている子供と若者は、手に水鉄砲・水風船・泡スプレーを持って路上をうろうろしているので、 この時期に外出するのはちょっと怖いです。路上では、ポンチョや水風船を売っています。 私も水鉄砲・水風船を浴びせられ、泡スプレーをかけられ全身びちょびちょになりました。 ボリビア人の友人曰く「カーニバルなんだから、濡れないとダメよ」と…ボリビアのお祭りはハチャメチャです!!





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