Amigos No.100-2
2012年9月

こちらスクレでーす(1)

人口: 約1000万人
面積: 日本の約3倍   スクレは海抜2790m
事実上の首都: ラパス
(行政機関がスクレからラパスへ移行したため)
元首: エボ・モラレス大統領
時差: 日本より約13時間遅れ
為替: 1Bs(Boliviano) ≒ 12円

 筆者はCALO会員。スクレの孤児院で1年間のボランティア活動の予定。

前号(99号)に載せきらなかった原稿ですが、興味深いので是非読んでもらいたいので載せます。

ボリビアの大統領が来られたというので、仁多脇さんまで興奮気味のレポート、他です。=編集=

<チュキサカ県創設記念日>

大統領とパレード

 5月25日、チュキサカ県(日本の都道府県に該当します)創設記念日で、スクレ市にモラレス大統領が来ました。 前日から学生や軍隊のパレードや、5月25日広場でコンサートやダンスの催し物がありました。 当日は、朝早くから5月25日広場でセレモニーがありました。当日のパレードはモラレス大統領の前を学校関係者(学生・先生) ・軍隊・警察・救急隊・戦争功績者・石油会社の労働者等、何千人? 何万人? の人が行進しました。 パレードは9時〜13時頃迄ありずーっと立ちっぱなしで疲れました。医療関係の学生や先生がモラレス大統領の前を行進している時、 私の周りの人達が「8 horas!8horas!」と叫んでいました。ボリビア全土で、 医療関係者と政府の間で労働時間(1日8時間)をめぐって長い間対立しているそうです。医療関係者は、 1日8時間以上勤務しているのでしょう。しかし、政府は法律に違反していないと主張していてボリビアで根強い対立だそうです。 パレードとモラレス大統領の写真を添付します。バルコニーの中央にいる人が、大統領です。建物は、casa de la libertadです。

<母の日、父の日、子どもの日>

 5月27日、ボリビアでは母の日です。お店は「Día de la Madre」と宣伝して、 日本と同じ色々な物(バラの花・調理道具・小物等)を売っていました。どこの国も母の存在は偉大ですね。 父の日は、3月19日だそうです。 私がスクレに着いて1週間後で、まだ町の様子も分からなかったからか全く気づきませんでした。 「Día delPadre」と宣伝してたのかな? 父の存在薄し? ボリビアにも子供の日があります。 4月12日です。私達孤児院の子供達は、おもちゃやお菓子をもらっていました。

<スクレに来たら…アイスクリームを!>

 スクレに来たらすることが3つあるそうです。 1つは、patio(スクレで一番おいしいサルテーニャが食べれる店)でサルテーニャ(中に肉や野菜が入ったパイみたいなもの)を食べること。 2つめは、parati(スクレで有名な高級チョコレート屋)でチョコレートを買うこと。 3つめは、ボリバール公園でアイスクリームを食べること。 私は、1つめと3つめは体験済みです。


<でも、衛生状態は???>

 市場や屋台は安くて美味しいのでよく食べます。衛生状態は清潔でないし油は使い古し? と思いますが、 こっちに来て一度もお腹をこわしたことはないです。日本で予防接種したからか? 私の胃が強いのか? 胃がボリビアの食に慣れたのか?  Api(紫トウモロコシの温かい飲物:約30円)やTOJORI(トウモロコシの温かい飲物:約30円)が気に入ってよく飲みます。 これらの飲み物と一緒に、Pastel(中にチーズを入れて揚げたパイみたいなもの:約24円) やbuñuelo(ブニュエロ:小麦粉を揚げたドーナツ状のもの:約6円)を食べます。saltena(サルテーニャ:約30〜72円)は朝食の定番です。


<私の体は、既に汚染されている?>

去年、ボリビアで生産されたトマトの皮から有害物質が見つかったそうです。 この情報は、在日本大使館が在留届を出している日本人へメールで警告が入るそうです。 だから、トマトは皮をむいて食べるように、お世話になっている日本人女性から言われました。 そんな事情を知らない私は、勿論皮も食べていました。 ボリビア政府は、トマトの生産について特に対策を取ってないらしいですが・・・真実は分かりません。 現地での情報収集は難しいです。私は在留届(ボリビアはラパスとサンタクルスだけ)をサンタクルスに提出していますが、 日本大使館から全く情報がきません。ラパスに変更しよう。今は、トマトの皮をむいて食べていますが、既に遅し?  私の体は汚染されているのか・・・


<時間を気にしない国>

 カルカスというコチャバンバ出身のフォルクローレコンサートに行きました。カルカスはボリビアでとても有名で、 日本にも何度か来ているそうです。私はカルカスのことは全く知りませんでした。一緒にコンサートに行った日本人女性が、 カルカスのメンバー宍戸誠さんと友達で、彼女のコネでカルカスの控室に行ってメンバーと一緒に写真を撮ってもらったり、 リハーサルを見学させてもらいました。20:30開始のはずが、実際に始まったのは22:30。 会場から「Hola!Hola!」(早くやれ!)とブーイング。終了は深夜1時。相変わらず時間を気にしない国です。


<全土でストライキ>

 5月7日、ボリビア全土でストライキ(paro)がありました。公共交通機関が全てストップし、 バスが道路(交差点)を封鎖(bloqueo)しました。また、抗議デモ(protesta)もよくあります。爆竹みたいな音を鳴らして道路を行進します。 この国は、労働者と政府の間で闘争(conflicto)が多い国です。私の周りのボリビア人は、モラレス大統領が嫌いな人が多いです。 傲慢で、独裁者と愚痴っています。物価は年々上昇するけど、給料は上がらないらしく生活するのに十分でないと。 ボリビアは南米の中で最貧国と言われていますが、私はまだ最貧国と感じる事を経験していません。 子供からお金をせがまれたり、道路に先住民の人が寝転がっています。ボリビア来てまだ2ヶ月なので知らないことがいっぱいあります。 時間をかけて、ボリビアの文化・経済・政治を探索します。


<ボリビアでのスペイン語>


 ボリビアで使われているスペイン語を紹介します。(同じスペイン語でも本国スペインとラテンアメリカ各国でも違うのですね。=編集=)
TUでなくVOSをよく使います。VOSOTROSは使いません。単語の末尾に−ito、−itaをよく付けます。 例:ahorita、besito、caserita、bolsita、等
セーター:chompa、ケーキ:queque、電話「もしもし」:hola、桃:durazno、イチゴ:frutilla、じゃがいも:papa

(スクレでボランティアをしている仁多脇さん。仕事も大変そうですが、別の問題がいろいろあるようです。 これはまさに、現地に行ってみて生活をしてみないとわからないことですね。
同じ人間と言ってもお国が違えば様々な軋轢もあるようです。参考になりますね。一番最近9月4日のメールです。=編集=)

<ちょっと、グチです…>

 私は保育園と孤児院の掛け持ちで毎日忙しいです。園と院では、子供相手に色々奮闘しています。
最近感じること・・・


<アジア人は中国人?>

 スクレ(ボリビア)では、アジア人=中国人で、町を歩いていると子供から大人までジロジロ見られるし、 通りすがりに「チニータ!chinita!」と言われます。私は女性だから、言うのは全て男性です。 うっとうしいし、ムカつきます!!  中には、頭のいいボリビア人がいて、「ハポネサ! Japonesa!」と言う人もいます。 スクレでは、CCTVと言う中国のテレビ番組があり、中国のニュース・観光・ドラマをスペイン語で放送してます。 同じ社会主義だから歓迎してるのか? CCTVのせいか「アジア人=中国人」と見られてます。時々、日本の映画を放送してますが、私が今まで見たのは、 ヤクザ映画と時代劇(侍)です。 イメージ悪っ! 日本の漫画は、ボリビアでも有名でドラえもんや他(私は漫画は 好きじゃないのでよく分からない)放送されてます。


<寮でのストレス>

 私は、最大7名滞在できる学生寮に住んでます。今、この寮には私1人だけです。共同生活は意外とストレスたまります。 過去に一緒に暮らした欧人は、寮の規則を全く守りません。寮でパーティー・飲酒・友人、彼、彼女の宿泊は禁止なのに平気でします。 また、自分達が使った食器や調理器具は、使いっぱなし、ほったらかしで何日も洗わない。台所・洗面所・リビングは汚すし散らかすし全然片づけません。 ある日、同居の欧人が寮でパーティを開き、私の部屋に勝手に入ったりして口論になりました。次の日、家主と学校にチクリました(笑)。
そんなこんなで、ヘルペスになったりしたのか・・・
寮には暖房器具がないので、寒い時はオーブントースターを暖房代わりにしてます。時々、寮の電気が故障? して電気のない時間を過ごしたり、 先日は、水が出ない・・・
色んなハプニングありますが、何とかやりきってます。お話したいことがいっぱいありますが、書ききれないのでまた…

(次号につづく)




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