Amigos No.96-1
2011年9月

ペルーの子どもたち

お見舞いありがとう!

仙台の子どもたちよりお礼の手紙が

 先号でもお知らせしましたが、CALOがドリル配布をしているペルーの小学校の子どもたちからドリルのお礼と、震災のお見舞いの手紙がどっさり送られてきました。その中の何通かを有志で日本語に訳しました。そして、被災地仙台にある聖ウルスラ学院小学校に送りました。
 先生も子どもたちも喜んでくださり、ペルーの子どもたちへと20数通の返信をいただきました。おもにロサ・オチャンテさんがスペイン語に訳してくれて、それぞれの手紙に日本語訳を添えてペルーに送りました。(M)


子どもたちの心意気を支えてくださったペルーの子どもたち
===聖ウルスラ学院英智小学校校長先生からの手紙===

謹啓
 紫陽花の花が梅雨に濡れ色鮮やかに心和ませてくれる季節となりました。
 子どもたちも、季節を感じ七夕飾りの準備を始めております。今年は大震災の被害を受けた人々とそれを支えてくださっている人々との絆を神様に感謝しようと心が込められた準備の様子がうかがえます。
 この子どもたちの心意気を支えてくださったペルーの子どもたちと大阪ラテンアメリカの会の皆様に心から感謝申し上げます。
本校の4年児童がペルーのお友達にお礼の言葉を届けたいとの想いで書きました手紙をお送りいたします。
 誠に恐縮に存じますが、ぺルーの子どもたちにお送りいただけますようお願い申し上げます。
6月28日
謹白

聖ウルスラ学院小・中学校 校長 伊藤 宣子

 ペルーの子どもたちからの手紙


心の支えになった…「世界の人々が心にかけてくださっている」ということ
―ペルーの子どもたちからのお見舞いの手紙をうけとって

大阪ラテンアメリカの会 代表 梶田雅子様:
 先日はぺルーのみなさんからのお励ましの手紙を送って下さいまして、ありがとうございました。
  地震から100日以上が経過ました。おかげさまで、本校周辺は日常の生活を取り戻し、子どもたちも元気に生活を送っております。しかし、 車で10分も走りますと周りの様子は一変し、住民の生活が根こそぎなくなってしまった地域もあります。本校児童はそれを日常的に見聞きしながら生活しています。
  そのような中、ペルーのみなさんからのお手紙は本校の子どもたちを元気づけてくださいました。世界各地の人々が心にかけてくださっているということが、 どんなに心の支えになったことでしょう。そして、その陰には、ご支援を続けてこられた貴会のお働きがあることと、心より感謝申し上げます。
 4年B組の子どもたちがペルーのみなさんに返事を書きました。翻訳など、お手をわずらわせてしまって申し訳ございませんが、ペルーのみなさんにお届けくださいますと幸いに存じます。
 末筆ながら貴会のご発展とペルーと日本の子どもたちのすこやかな成長を願って御礼の手紙とします。
 雨の日が続きますので、おすこやかにおすごしくださいませ。
6月26日

4年B組担任    中村明子


手紙1手紙2
カラフルな絵も添えられた楽しい手紙に
スペイン語訳をそえました。
1通ずつ封筒に入れて小包にして
ジャネット当てに発送しました。

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