Amigos No.92-1
2010年9月


プレゼン(提示、発表)の秋です


 今年は「ペルー活動」も予定されていません。その上、CALOの活動日(例会)も月に1回となりました。 その例会の数時間で、参加者は中古絵本に翻訳文を貼るという作業に携わっているというのが最近のCALOの活動です。
しかし、NGO活動にとって他の人々への啓発活動も欠くことができません。周りの理解、協力があってはじめて効果的な市民活動が出来るからです。
 例会を開いている「みのお市民活動センター」では毎年フェスタを開催し、係わりのあるNGOが集まって自分たちの活動の紹介を行っています。
 今年は「NPOフェスタ2010」が9月19日(日)〜25日(土)まで開かれます。 CALOもこの機会に活動を一般市民の方々に知っていただこうとブース出展で参加する予定です。 この期間に時間を見つけて見に来てください。



ペルーの子どもたちの絵画展


 先号でもお知らせしていますが、算数ドリルや翻訳絵本を配布しているペルーの学校の子どもたちが描いた絵の絵画展を下記の通りに予定しています。 これに関して何かアイデアがあるという方、会場準備をお手伝いしてくださる方など声をかけてください。
そして、一人でも多くの人々がこの絵画展に足を運んでくださり、私たちCALOの活動を知ってもらい、理解され応援していただけるように願っています。


CALO 子供たちの絵画展

          日時: 11月14日(日)〜11月20日(土)
          場所: 「みのお市民活動センター」(ヴィソラ西2F)ロビー




予想通りにはいかない・・・ペルーとの交信

 

 何人かのペルー人CALO会員に頼んで、ドリル配布校とインターネットでのEメール交信を試みています。 スペイン語なので言葉の問題はないはずなのに、これがなかなかスムーズにすすんでいません。
 何が障害となっているのか? 日本と比べて学校にパソコンがないということが一番大きいかもしれません。
昨年訪れた学校すべてで、なんとかメールアドレスを手に入れました。これで安心と思っていたのですが、アクセスしても返信がないというのです。
個人持ちのパソコンはどうなの? 個人的には何人かのペルー人とメール交換の経験があり、現在もやっています。 しかし、日本に比べて個人でパソコンを持っている人は圧倒的に少なく、まだネットカフェのようなお店が街に沢山あり、多くの人々がそれを利用している様子です。
 そんなわけで、今回もアクセスして返信が届いたのはコマスの小学校の校長先生からだけでした。
しかし、今後もあらゆる方法で連絡をとってしっかり意思の交流を図っていきたいと考えています。



=以下は校長先生とメール交信してくれているロサ・オチャンテさんからのメールです。=

Estimada Rosita.
Mil disculpas por el incumplimiento, pero quiero ser sincera, no le voy a atribuir responsabilidad a nadie, soy yo la que se olvidò por completo, es producto de mi hipotiroidismo severo que me detectaron y es natural que eso ocurra hasta que se nivele mi TSH, estaba con 75 que es un indice muy alto, ahora me encuentro mejor.  Por ello Rosita no me voy a molestar si esta comunicaciòn es màs permanente, por ahora salimos de vacaciones mañana viernes 23, porque hemos trabajado mañana y tarde para no trabajar....

校長先生は甲状腺機能低下症(Hipotiroidismo severo)に罹っているため、最近もの忘れがあったり、 完全に治るまでには少し大変で、感想文のことを忘れてしまったと謝っておられました。
「これは自分一人の責任だ」と言いながら謝っておられました。 先生がペルーの子どもたちの教育のために一所懸命なさっている姿をCALOの皆はよく分かっていますので、 あまり気にされなくても大丈夫ですとメールに書きました。
 ペルーの学校は独立記念日として7月23日から8月16日までお休みに入っているので、それが終わらないと子どもたちが学校に戻らないのです。 授業が始まってから確実に子どもたちの感想文を送りますとおっしゃっていました。
そして、校長先生の要望として、また忘れないために頻繁にメールを出し合ったりすることになりました。

(ロサ・オチャンテ)





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