Amigos No.127-3
2021年6月
算数ドリル配布、やっと…
自宅学習に役立てて!
ジャネット サンペ(現地スタッフ)からの報告
本来なら、昨年3月に配布予定だったCALOの算数ドリルをやっと配布できるというめどがつきました。 コロナ禍で自宅学習が続く中、算数ドリルを配布することを決めました。 学校長と連絡を取りながら、子どもたちの手元に算数ドリルが届くことを目標にしました。オンデマンド型の授業で、 携帯の小さな画面を見ながら課題に取り組む子どもたちにとって、 印刷されたドリルを使って取り組む学習が大いに役に立つのではないかと期待しています。
各学校の学校長と連絡を取り、確実に配布できる学校に算数ドリルの配布を決めました。 配布の日程は5月に始まり、 6月には全ての学校に配布する予定です。配布終了したら、詳しく報告をします。
図書室を贈ります
コマスの小学校
そんな中、一つの学校から、子どもたちが自宅学習で学校に登校しない間に、子どもたちが来る日のために準備しようとしている学校があります。
その学校は、長年支援してきたコマス校です。子どもたちが戻ったら、かれらが使うための図書室を準備したいとの連絡を受けました。
私たちはこの学校を何回か訪問していますが、図書室がなく、狭く暗い階段の下に校長室があり、
そこの一角にCALOから届いた絵本や他の本が積んで置いてありました。子どもたちが手軽に自由に行き、
そこで本を読めるという部屋ではなかったのです。
そこで総会でも話し合い、図書室作りを支援することになりました。
=支援者の一人、故H.T.様のご寄付を活かして=
CALOを長年支援してくださっていたH.T.様が昨年お亡くなりになり、1周忌を記念して奥様から再び寄付金をお送りくださいました。
それを活かし、このコマス校への図書室作りに使わせていただいたらどうだろう、と話し合い、総会参加者の賛同を得ました。
H.T.様に敬意と感謝を表し、教室名には『CALO会員のH.T.様から送られた図書室』としていただくことになりました。
なお、この図書室の工事には、コロナ禍で仕事を失った子どもたちの父母の方々を支援する意味で、この仕事をしてもらい、
その工賃を支払うということをしています。すぐに(5月)CALOからジャネットに送金され、もう工事が始まっています。
そして6月中には完成するとのことです。まず、窓を作って明るくし、天井や床をきれいにする工事が行われます。
再び子どもたちが登校したとき、この部屋を見てどんなに驚き、どんなに喜ぶのだろうかと楽しみです。
出来上がった図書室についてAmigos次号で報告致します。
皆さまの暖かい見守りの中、できる範囲で活動を続けていけたらと願っています。
オチャンテ ロサ
支援してくださっている方々からのメッセージ
昨年末、寄付金をお送りくださりありがとうございました。支援者の方々から
払い込み用紙にメッセージをいただき、励みになっています。ありがとうございました
CALOもラリグランスクラブも、今年は活動が充分にできませんでした。来年は通常通りできるのを祈って!。 (Y.K.様) |
「アミーゴ」拝読しました。
協同キッチンはペルーの互助精神がよく現れていて、日本も見習いたいものです。 (N.Y.様) |
メリークリスマス!!コロナもいずれ終わります。
それまでボツボツ出来ることをしていきましょう。 (S.S.様) |
コロナ収束を願うばかりです。皆様良いお年を!! (T.K.様) |
”Amigos”ありがとうございます。
ペルーで起こっていること(オンラインの取り組みにも各家庭にデバイスがない…)
と同じことが日本ですごすペルーの子に起こっていること!!です (Y.T.様) |
CALO例会のスケジュール 7月24日(土) 8月21日(土) 9月18日(土) いずれも午後2時〜4時、みのお市民活動センターで行います。 *例会では、おもに絵本に翻訳文を貼る作業をしています。 どなたでもご参加ご協力ください。 *現在も新型コロナ感染拡大防止のための緊急事態宣言下にあります。例会予定日に予定通りに行うことが出来るかどうか不明な時にはお問い合わせください。 |
あとがき: ♪長引く「コロナ禍」は様々なことを「早めて」いるように思えます。 (M) |
このページのトップに戻る | 会報誌「Amigos」の目次に戻る | 「ホーム」に戻る
|