Amigos No.123-1
2019年6月




第26回大阪ラテンアメリカの会総会


例会で絵本の作業:6月 4月13日 2時より‘みのお市民活動センター’にて、第26回大阪ラテンアメリカの会総会が、開催されました。 当日の出席6名、 ハガキによる議決議長一任14名の合計20名と、 総会成立に必要な過半数14名(正会員27名)を満たして総会が成立しました。
梶田代表、ロサ副代表から以下の通りの話がありました。
「人数は少ないですが、ボランティアとして若い人も時々参加してくれている。今後も資金的な問題はありますが、続けたい気持ちです。 絵本の送り先も、直接ジャネットに送れるかもしれません。また今年度もドリルも印刷できる方向ですので一安心です。」




(1)2018年度の活動総括

      1.  算数ドリルの配布は、2019年3月19日と21日に、4校の小学校に、ジャネットさん、 松本テレサさん(会員でペルーに滞在中)、エルサロペスさん、ディルクパハレスさんの協力で約3000冊を配布しました。 またこのプロジェクトに、例年通り文渓堂様より30万円の支援金をいただきました。ありがとうございます。
      2.  翻訳絵本
        • 合計57冊を、ペルーの子供たちに届けました(累計1481冊)。ペルーの郵便事情を考慮して、 テスト的にジャネットさん宛てに直接発送しました。
        • 「うらしまたろう」の翻訳文をリニューアルしました。(日本語を隠さないでシールを貼れるように)
        • 「だいくとおにろく」を翻訳中、これは40冊目の翻訳絵本です。
      3. 会報Amigos/ホームページ
        • 会報Amigosは3回(3月、6月、12月)発行しました。Amigos12月号で “算数ドリルを贈る協賛キャンペーン” を、 昨年に引き続き行い、多くの方々から支援金をいただきました。 寄付をされている方々との報告と繋がりの意味でもAmigosの発行は重要と考えています。
        • ホームページはAmigos発行の都度更新を行いました。
      4. その他
        • カトリック箕面教会バザーに参加(2018/11/11)しました。 ペルーの小物(今までの残り物が大方)を販売。 あまり良い品物がなく期待しませんでしたが、12,800円の販売で、教会に1000円を献金しました。 この教会には定期的にCALOに寄付をくださる方が多く、また、年に一度教会からも1万円の支援金をいただいています。 バザーでも、翻訳絵本やパンフレット等を置いて報告しています。
        • 「みのお市民活動センター」にて月に1回の例会を継続し、翻訳絵本作り、 活動についての打ち合わせ・決議、会報発送作業、会員相互コミュニケーションづくりなどを行いました。
        • 現地スタッフのジャネットさんが翻訳絵本のスペイン語の確認・見直し作業を始めている。
        • CALOの算数ドリルを使った子供たちの卒業生訪問を、引き続きネットで試みている。

(2)2018年度の会計報告と2019年度予算報告・監査報告

      1. 2018年度決算の結果、2019年度への繰り越しは、予算368,378円に対して915,294円の繰り越しができました。
        この差異は、長年寄付を継続していただいている方々が今年も支援していただき、寄付が予想以上に増えたことが大きな要因です。 寄付金総額は合計659,892円となりました。支出合計も計画比68,806円のマイナスになりました。
      2. 文渓堂様より、30万円の支援金をいただきました。 文渓堂様、長期間継続しての支援金有難うございます。
      3. 2019年度予算では、 算数ドリルの送付は実施可能計画になります。
        その結果、2020年度への繰越金額は235,294円の計画になります。。
      4. 監査につい ては、通帳残高(銀行・郵便貯金)、領収書、入出金の明細書、 経費の確認したうえで了承されました。


(3)2019年度の主な活動予定

      1. 「ペルーの子どもたちに算数ドリル贈る」事業
        • 2019年度は実施する方向ですが、最終の配布冊数・学校数などについては2020年1月ごろに決めます。 また2019年3月に配布した状況報告は6月のAmigosで行います。
      2. 「ペルーの子ども達に翻訳絵本を贈る」事業。
        • ・支援者の方が中古絵本や新たに購入して送っていただいたりしているので冊数は揃いつつある。
        • 翻訳のリストを1〜2冊増やしたい。今年も5、60冊をペルーに贈りたい
        • 絵本の作業を手伝うボランティアの募集を、みのお市民活動センターの会報に載せてくれたこともあり、 またホームページを見たという人も、ときおりボランティアの参加があったので、 その方々を「いつも来る協力者」になってもらうことが課題。中古絵本は必要に応じて購入するが、 協力的な方が古絵本などを購入して送っていただいているので冊数は揃いつつある。
      3. 運営資金
        • 12月Amigos発行時に、“算数ドリルを贈る協賛キャンペーン”で支援協力依頼を行います。
        • 文渓堂様にも、引き続きご協力を依頼させていただきます。
        • バザーによる資金集めについては、従来参加している教会バザーが実施されるかわからないので、 今年は色々な情報を集めて検討しなければならない。
      4. その他
        • 例会は、1ヶ月1回を継続します。
        • 会報(Amigos)の発行は、年3回(6月、12月、3月)とします。
        • ホームページは協力者への報告のため継続していきます。
           (できる限り、卒業生との接触を図り、彼らの立場からCALOへの協力の仕方を探りたい。)


(4)役員について

        2019年度役員は下記のとおり承認されました。


代表

梶田雅子

ペルー事業関連

梶田雅子、オチャンテ・ロサ

副代表

オチャンテ・ロサ

絵本作業、管理

林伊津子、安井義博、吉富允子

事務一般

斉藤博行

会計監査

林伊津子

会 計

斉藤博行

絵 本翻訳・通訳

森本悠子、オチャンテ・ロサ、

オチャンテ カルロス

広報  Amigos

ホームページ

梶田雅子

安井義博

ペルー

現地スタッフ

ジャネット・サンペ、

ゴンサロ・パハレス


(5)おわりに

今回も無事に総会が終わりほっとしています。 来年も算数ドリルをペルーに届けられる見通しになりました。 いつもながら継続して支援をいただいております方々に対して、厚くお礼を申し上げます。 先のことはわかりませんが、CALOを継続すべく一同努力していきます。



(記:斉藤 博行)



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