Amigos No.117-1
2017年6月




危惧されながらも継続する活動

− 第24回CALO総会開催 −

 4月15日 2時30分から、「第24回大阪ラテンアメリカの会総会」がみのお市民活動センターにて開催されました。 当日の出席7名、ハガキによる議決議長一任18名の合計25名と、 総会成立に必要な過半数15名(正会員28名)を満たして総会が成立しました。
 開会に先立ち、梶田代表から以下の挨拶、報告がありました。
 「回数を重ねて24年も継続している。まだ止めないのとか、お金はあるの? 算数ドリルは送付できるの?  等々と課題は山積し皆さまにご心配をおかけしています。翻訳絵本の寄贈は、一人ひとりの努力でまだ続けられるだろうと思っています。 現地スタッフのジャネットさんも対応が早くなり、一生懸命にやってくれています。 副代表のロサさんも頑張ってペルーとの連絡を密にとってくれています。 いつも寄付金でご協力してくださっている方々の大きな後押しもあります。 まずは次年度、2017年度も算数ドリルの配布は継続できそうなので有り難く思っています。」


(1)2016年度の活動報告

  1. 算数ドリル算数ドリルと子供たち
    1. 翻訳絵本
  1. 会報Amigos/ホームページ
  1. その他

(2)2016年度の会計報告と2017年度予算報告・監査報告

      1. 2016年度値 決算の結果、2017年度への繰り越しは、予算650,253円に対して1,275,303円の繰り越し(+625,050円)ができました。
        この差異は、今までにないほど多額の寄付金があったためです。今回は、特に関東在住の方から多額の寄付を継続していただきました。 また古くからの会員様からも多くの寄付をいただいたことを、報告そしてお礼申し上げます。
        寄付金総額は合計1,459,000円となりました。
      2. 文渓堂様より、30万円の支援金をいただきました。 文渓堂様、長期間継続しての支援金有難うございます。
      3. 2017年度予算では、 算数ドリルの送付は実施可能計画になりました。
        その結果、2018年度への繰越金額は615,303円になります。
      4. 監査については、 通帳残高、領収書、入出金の明細書を確認したうえで問題なしとされました。


(3)2017年度の主な活動予定

      1. 「ペルーの子どもたちに算数ドリル贈る」事業
        • 2017年度は実施する方向であるが、最終の配布冊数・学校数などについては2018年1月に決める。
      2. 「ペルーの子ども達に翻訳絵本を贈る」事業
        • 中古絵本は呼びかけて、拠出してもらい、必要に応じて中古本を購入する。
        • 日本の民話等、翻訳のリストを増やしていきたい。
        • シール張り:例会だけでは賄いきれないので 別の日も決めてやりたい。
      3. 運営資金
        • 12月Amigos発行時に、“算数ドリルを贈る協賛キャンペーン”で支援協力依頼を行います。
        • 文渓堂様にも、引き続きご協力を依頼させていただきます。
      4. その他
        • 例会は、1ヶ月1回を継続します。
        • 会報(Amigos)の発行は、年3回(6月、12月、3月)とします。
        • ホームページは協力者への報告のため充実していきます。 (卒業生の情報とか、算数ドリルを使っている授業風景などについて載せていきたい)
        • バザー商品については、ジャネットさんに、少し高価なものをお願いして送ってもらう。


(4)役員について

        2017年度役員は下記のとおり承認されました。会計監査は都合により風間さんから林さんに代わります。

代表

梶田雅子

ペルー事業関連

梶田雅子、オチャンテ・ロサ

副代表

オチャンテ・ロサ

絵本作業、管理

林伊津子、安井義博、吉富允子

事務一般

斉藤博行

出前授業

梶田雅子、吉冨允子、松本テレサ

会計

斉藤博行

会計監査

林伊津子

広報  Amigos

ホームページ

梶田雅子、斉藤博行

安井義博

絵本翻訳・通訳

松本テレサ、森本悠子、

オチャンテ・ロサ、

ペルー

現地スタッフ

ジャネット・サンペ、 ゴンサロ・パハロス

 

 


(5)最後に

最後に副代表のロサさんから話がありました。
「算数ドリル配布が、出来なくなるという状況が何度もあったが、大勢の方のおかげで続いている。 ペルーの子ども達も楽しみにしており、おかげで大学に入った子どももいる。 この活動は、形になった支援になっているので、寄付をしてくださる方々も納得していくださっているのではないか。 私も、子ども達のために楽しみでやっているし、負担にならない限り、続けて活動していきたい。」



(記:斉藤 博行)



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