Amigos No.108-1
2014年12月

キャンペーンにご協力を!

- 算数ドリルプロジェクト -


リマ郊外マンチャイにある小学校。
リマ郊外マンチャイにある小学校。
ドリルを持っていくCALOスタッフに注がれる子どもたちの期待の目

 このプロジェクトは今年で21年目を迎えました。
 当初、CALOを立ち上げたメンバーたちが日本語の算数ドリルをスペイン語に翻訳しました。 ペルーの出版社で印刷製本して毎年ペルーの生活困難地域の学校へ無料配布しています。 そのために、出版社から「著作権自由使用」の許可をとり、 ペルーの教育省からは国立私立学校での使用許可をとってはじめてこのプロジェクトは機能しはじめました。
 その間、CALOの算数ドリルを子どもたちに手渡した数は延べ84,700冊にのぼります。 最近は毎年3000冊を目標に贈って来ました。 しかし、総会の会計報告でもお知らせしてきましたが、CALO会員の減少などにより資金が集まらず、 次回の印刷が危ぶまれています。その状況はペルーの学校の先生方にも報告していますが、 子どもたちも先生方もCALOの算数ドリルは使いやすくて大好きだし、教科書も十分でないからほしいと言って来ています。 3000冊を2000冊に減らして配布することも考えていますが、出来るだけ3000冊を贈りたいと考えています。 しかし、CALOの会計報告ではこの配布が最後になると予想されます。なにとぞ、よろしくお願いします。
 ペルーの子どもたちへのクリスマスプレゼント、お年玉としてご無理のない範囲で結構ですので、よろしくお願いいたします。





CALOの算数ドリルのお陰です

= コマスの小学校:学力調査で地域1位に! 毎年平均値もクリア!=

(コマスの小学校アリサガ校長からジャネットへの便り)

ジャネット様:

 4年生と6年生の子どもたちが作った何枚かのカードを送ります。あなたのお世話に感謝しています。かじたさんに感謝を伝えてください。
 2012年と2013年の教育省の調査、コマス地区で1位になったことを伝えてください。 そして、過去3年間の算数と国語(コミュニケーション)の平均を取っている。 2014年も新しい先生を向かえ、同じ結果をのこしている。
 CALOの本は非常に助けになり、役に立っています。

校長:ロサ・アリサガ

 2013年にペルーを訪れた時に出会った、この学校の卒業生、キャテリンとクリスは成績優秀で奨学金を得て高校に進み、 大学を目指しているとのこと。自分たちがCALOの算数ドリルでどんなに勉強が好きになったかを話してくれました。  そして、後輩たちにも続けて贈ってほしいと訴えました。
 彼らの期待に答えたいと、現地を訪問したメンバーは心から願っています。なにとぞご協力をよろしくお願いします。

配布された算数ドリルを手にする子どもたち・コマスで
コマスの卒業生:キャテリンとクリス
配布された算数ドリルを手にする子どもたち・コマスで コマスの卒業生:キャテリンとクリス



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