Amigos No.106-1
2014年3月
たくさんのご寄付をいただきありがとうございました!
“算数ドリル3000冊をペルーに配布するプロジェクト”
= 特別寄付のお願いキャンペーンへのお礼と報告= 今年も3000冊の算数ドリルを贈れます!
2012年インディペンデンシア小学校1年生 |
日頃はCALOの活動に対してのご支援誠に有難うございます。
2013年4月以降、各種の事情により、毎年会費を支払っていただく「会費制」の運営を廃止し、現在の会員の方は会員として継続していただき、
必要な時に応じて、皆様に「寄付」をお願いするという運営形態に変更いたしました。
2013年度の算数ドリルを配布する計画では、当初の予算では3000冊は無理であり、2000冊程度を贈ることを考えていました。
今までは3000冊の配布をしていて、2000冊に減らすということは受け取る側からすれば、
1校、あるいは2校のドリル配布を中止するということになります。
最近は、ペルー訪問の度にその可能性について配布校に伝えることはしていましたが、
実際に1000人の子どもたちがCALOの算数ドリルを受け取れなくなるという現実を考えると厳しいものがありました。
ドリル印刷の発注時期が近づき、それまでにいただいた寄付金、また、毎年文渓堂様から頂いております支援金を含めて、最終の配布について検討した結果、
あと少しで3000冊を贈ることができるという結論に達し、2013年12月に特別寄付金のお願いキャンペーンを、
Amigosやインターネットを通じてやらせていただきました。
その結果、一般寄付金 183,500円(キャンペーン以前)、特別寄付金(キャンペーン) 568,000円(2014年2月25日時点)
という大きな支援をいただきました。
この額は予想もできなかったことで、複数回支援をいただいた方もあり、延べ人数では81人にもなりました。
この「算数ドリルをペルーの子どもたちに贈る」プロジェクトは20年も続き、
合計を数えると昨年までに8万4,700冊のドリルがペルーの子どもたちの手に渡っていて、いまだ毎年配布の要請を受けています。
そのプロジェクトをなんとか続けさせたいという皆様の思いがこの結果になったのだと受けとめております。
早速、ドリル3000冊を発注することができました。予定では2月から3月にかけて印刷製本され、ペルーのジャネット会員を通じて配布予定です。
子どもたちもその日を待ち望んでいることと思います。ちょうどペルーの新学期3月末に間に合うことと思います。
経費削減のため、いただいた寄付金へのお礼状、領収書の発行は割愛させていただいております。
この紙上を借りましてあらためてスタッフ一同皆様にお礼申し上げます。有難うございました。
(会計:斉藤)
大阪ラテンアメリカの会の活動展示
たぶんかウィーク
NPO法人多文化共生センター大阪の主催で、「異文化にふれる一週間! たぶんかウィーク」というのが開催されました。
CALOの会員でもあり、昨年も「ペルー活動」に参加し、ペルーにも行った坪内好子さんがこの活動をやっているので、
見に行きました。1月24日(金)午後、大阪十三にあるダイバーシティラボのセミナールームで開催。
普段ここは、夕方からボランティアの方々が、在日、渡日の子どもたちの放課後の勉強を手助けするのに使われているそうです。
「たぶんかウィーク」では20日(月)から毎日、「世界絵本の日」「アジアの日」「アイヌの日」「モンゴルの日」
そして最終日のこの日は「南米の日」。
午前中は「親子で楽しむサンバ教室」があり午後からはCALOの活動展示をしていました。民族衣装、
ペルーの小学校を訪問した時に子どもたちからもらった手づくりのプレゼントなどの展示が目を引きます。
訪問時に撮った録画、翻訳絵本をもとに作った子どもたちの人形劇もモニターで流していました。
子どもたちが書いた絵本の感想文や絵、そして、CALOの翻訳絵本や算数ドリルなどの紹介。
そして、夕方からは「初めてのラテンダンス」。子どもさんを対象にラテンダンスを教えてもらえるそうです。
十三の駅前商店街の奥の方なので、たくさんの人が目にしたことと思います。
こういう催しものは、手のかかるイベントですが、なるべく多くの機会を得て開催されることによって、
わたしたちの活動も理解され、遠く離れている国々でもお互いに理解を深めることができる大切なことではないかと思いました。
NPO法人多文化共生センターの皆様、坪内さん、ありがとうございました。
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