Amigos No.104-2
2013年9月


「えほんのひろば」で今年もCALOの翻訳絵本が大活躍

 9月7日(土)、8日(日)にNPO法人「おおさかこども多文化センター」主催の「えほんのひろば」が大阪市立中央図書館5階で開催され、 去年に引き続きCALOからスペイン語の翻訳絵本を貸し出しました。
7日の「多言語おはなし会」はいろんな国の言葉で絵本を読み聞かせするという催しでした。 聞きなれない言葉に大人も子どもも不思議な感覚にとらわれました。
8日の「おはなしと音楽でペルーを感じて見よう」に参加したCALO会員は「コンドルの絵本を読み聞かせる前に、CALOの紹介をしていました。 アンデスの様子を忠実に描いた絵をぜひ見てほしいと、コンドルの絵本を拡大していました。作者の乾さん、 挿絵を書いた秋野さん(お亡くなりになりました)、コンドルの絵本を翻訳したCALO、 それぞれの立場で来場者へコンドルの絵本を紹介できたのは、良い機会だったと思います」と話してくれました。
 また担当者の方からは次のような報告とお礼が来ています。



CALOさんには、今回特に「ナスカさん」のプログラムでの読み聞かせ絵本をお貸しいただけましたこと、本当に感謝しております。 みんなが知っている「はらぺこあおむし」ももちろん人気ですが、「たいようまでのぼったコンドル」は、 拡大コピーし紙芝居ふうにした絵をそのまま絵画として飾れそうな迫力の色使いと、アンデスの暮らしがじっくり描きこまれたおはなしが、 本当にすてきでした。母国が舞台のお話を、日本語とスペイン語両方で紹介できる機会ということで、 読み手のペルーのお母さんたちもとても喜んでくださっていたようです。
また、会場展示に使わせていただいたその他の絵本も、自分の知っているお話をスペイン語で楽しめるということで、 今年はラテンの子どもだけでなく、日本人のお客さんからの「読んで」というリクエストも多かったです。 ペルー出身の渡日の生徒さんが、はじめてのボランティアながら嬉しそうに読んで聞かせてくれ、 それをきっかけとして交流を広げていく様子を見て、またひとつ絵本の持つ力、 エンパワーメントの可能性も再確認させていただいた気がしました。貴重な機会を作ってくださり、 本当にありがとうございました。

おおさかこども多文化センター 梨木亜紀



えほんのひろば




絵本の寄贈をありがとうございました!


=岐阜の吉村先生から中古絵本の寄贈= 吉村先生から

 昨年も送って下さった、岐阜市立木之本小学校の吉村希至先生から集団読書で使用した中古本を今年も8月に寄贈して下さいました。
「スイミー」が32冊、それに「おやすみなさい」が2冊入っていました。
ありがとうございました。

=にしまきかやこ様(「わたしのワンピース」の作者)から=

先号のAmigosで 「わたしのワンピース」がペルーの小学校で人形劇としてわたしたちに見せてくれたことを報告しました。
 子どもたちの感想文とともに作者のにしまきさんにも報告しましたら丁寧なお手紙と、「わたしのワンピース」 新品が8冊も送られてきました。 「あいうえおはよう」が1冊と。
 ペルーの子どもたちの喜ぶ様子が想像できます。


にしまきかやこ様から

 お手紙、お写真、Amigos、お送り頂き有難うございました。CALOの活動のお話はペルーのホテルで風間さんから伺った記憶があります。 みなさまのお陰で、ペルーの子ども達が、私の絵本を楽しんで下さっている様子を知って嬉しい限りです。(略)
 ペルーの子どもも、日本の子どもも、ちいさな子ども達の感想や絵はみんなかわいらしくて好きです。
ありがとうございました。
 CALOの活動もいろいろと大変な時期を迎えておられるのでしょうが、今後も頑張って下さい。

6月27日 西巻茅子



=はまのゆか様から=

 有名なブラジル人サッカー選手ロベルトカルロスの絵本。これは作者が日本語とスペイン語とを併記している。
 その本にかわいい絵を描いておられるのがこのはまのゆかさん。
 何冊かはすでにペルーの子どもたちに届いて読まれている人気絵本。今回も新しい絵本を5冊寄贈くださいました。

はまのゆか様から

梶田さま
 いつも会報をお送りくださりありがとうございます。「ちいさくても大丈夫」少なくて恐縮ですが、お役にたてると幸いです。
暑い日が続いていますので、お体お気をつけてください

7月2日  はまのゆか


< 前のページへ |  次のページへ >

このページのトップに戻る  |   会報誌「Amigos」の目次に戻る   |   「ホーム」に戻る

 
このサイトのご利用にあたって |   CALOについて
Copyright(c)2009 CALO All rights reserved.