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2004.04.17(土曜)
第11回「大阪ラテンアメリカの会」総会を開催
 

CALOの総会風景(22人が出席)
4月17日14:00より、第11回「大阪ラテンアメリカの会」(以下CALO)の総会が、箕面市国際交流協会にて開催され、22名というかつてない出席者を数え盛り上がりを見せました。
 梶田代表の挨拶、2003年度の会計報告・承認、2004年度の役員選出・承認、2003年度の活動報告、2004年度の活動計画と予算の説明があり、特に2004年度の活動に活発な意見が出されました。

 「2003年度の活動を振り返ってみると、小さなグループがこれだけよくやったなー」と言われた梶田さんの言葉通り、多くのことが実施できました。たとえば「子ども未来応援キャンペーン(国際理解教育)」では6つの小中学校で支援を行い、会員3名が研修会に参加し、島根県国際教育研究会にも招かれ講演を行いました。教育はすべての源であり、積極的に参加していきますが、負担が一部の人に偏ってしまうという課題を残しました。
 ペルー訪問活動においては、8校に3280冊の算数ドリルの配布、91冊の翻訳絵本の配布、折り紙教室の実施などペルーの子ども達への責任を果たしたのではないでしょうか。

 「CALO設立の原点である、交流活動が無くなってきているのではないか」という問題提起もありました。
 たしかに最近の活動はラテンアメリカからの留学生や地域のラテンアメリカ圏の人たちとの交流会の企画も少なく設立当初の原点から外れているようであるが、10年という時の流れとともに、留学生の数も減り、質も変わり、留学生自身が「わからないことが多く、助けてほしい」ということが少なくなっている状況を考える必要があります。
 こういった中で、CALOの活動の原点を忘れずに、時代の変遷にどう対処していくのか、たしかに考えさせられる課題であります。 広報活動として「例会を毎月行っており、生活相談的のこともやっているよ」「遊びにおいで」という働きかけをやるのも一つの方法ではないか、といった意見も出ました。しかしながら、今行っている活動を冷静に眺めてみると、一市民レベルの団体としては精一杯やっているのではないでしょうか。皆さん、あと+αのアイデアを募集します。

ケーキにナイフを入れるCALOの重鎮

 
 子どもたちの体験学習として翻訳絵本作りは最適です。しかしながら、絵本の収集が難しくなってきており「絵本の収集に対してのカンパ」を会員にも呼びかけたらどうか、という案も出ました。 
  外部支援金についても、どんな小さな情報でも、目にとまったら渉外の友信さんに報告することを徹底してやっていきたいものです。資金面にも大きい課題を残していますが、身の丈に合った活動を推進しましょう。

 総会後、各自持ち寄りで10周年のパーティーをささやかに?行いました。梶田さんやテレサさん自慢のおいしいケーキをほおばり、餃子まで持参された方もあり(これがまたうまいのです)、日頃どうしても例会に参加できない方とも久々の再会に話が弾み、お互いにコミュニケーションを深め、最後には若手を中心としてラテンのリズムで踊りに興じ、久々ににぎやかな会合の幕を閉じました。