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2005 ペルー活動

「歓迎・期待・キス・喜び・・・活動の継続」  
 ペルーでの私達の活動をコーディネートしてくれているペルー人のジャネットさんのアレンジで今回は6つの小学校を訪問した。日本の国旗を手に手に持ち、歓迎の横断幕、国旗・校旗を持った女の子たちの儀礼行進、ペルーの伝統的踊りの披露、子どもたちが、はにかんでマイクを握っての歓迎の言葉、子ども達の父兄が興味深そうにみつめる光景・・・。ある小学校では、堰を切ったように、私たちに挨拶のキスをするために殺到した時は、みな驚き、困惑し、最後は喜びに変わっていった。学校の先生そして子ども達が、算数ドリルを翻訳絵本をそして私達のことを首を長くして待っていたのであり、CALOの活動が一過性のものではなく、継続して実施している結果だと思う。

「子どもたちとの交流に言葉の大切さ再認識」  
 各教室でのメンバーとペルー人ボランティアによる絵本の読み聞かせ、人形劇、折り紙教室、日本語の挨拶講座、紙風船の紹介・・。それに反応して真剣に且つ興味深く見つめる子ども達の眼、屈託のない笑顔、且つたまに来る外国人の訪問ということも手伝って写真・ビデオ撮影に対する旺盛な好奇心。
 それぞれの学校に行く途中見かける朽ちたような家々、山腹にへばりつくように建っている家並、横断歩道などで逆立ちをしてお金をせびったり、信号待ちの車に花などを売りに来る子どもたちも見かけたが、訪問した学校は貧困な中での教育環境とはいえ、概してそれなりに恵まれているのではないかとも思えた(ペルーの教育事情は良く分からないし、どこを基準にするかは別として)。この広い世界には国籍もなく、教育も受けられなく、親に働かさせられている子ども達は沢山います。しかしそれを言い出したらどうしようもなく、私達のような小さなグループにとって、背伸びをせずに、今出来ることを継続してやるということが必要なのだと思う。
 この活動を継続するにはそれなりのお金が必要であり、それは会員の会費と寄付、団体からの支援金でまかなっており、資金がいつ枯渇するか分からないほどひっぱくしているのが実情である。ペルーの子ども達を支援することが活動の中心になってきた現在、地域での活動を見直し、多くの人に賛同してもらう方法を考えることが大切になってきたと思います。多くの会員がペルーに行き、実際に活動を行い、子ども達と接し、実態を知ってもらえたらと考えます。
   そのときの写真をここに掲載致しました。現地での活動内容、学校の様子、子ども達の笑顔など、ここから「大阪ラテンアメリカの会」の活動、ペルーの国を理解する一端としていただければ幸いです。


          それぞれの学校をクリックしてください
1.  Fe y Alegria NO.23(Zapallal)
2.  Independencia
3.  Emitano
4.  2079 (Comas)
5.  Manchay
6.  Villa Andres Avelino Caceres 


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