大阪ラテンアメリカの会

  CALO : Club de Amigos de Latinoamérica de Osaka


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コマス小学校教室建設支援

皆さん、ご協力ありがとうございました!
ペルー、コマス(リマ郊外)のEPM NO.2072小学校に新しい教室が完成





  


「CALOの協力で建てられた」と明記したプレート
の前で梶田さんとコマスの校長


  (右)はオープニングセレモニーの式次第

 先号でもお知らせしましたが、CALOの算数ドリルを毎年届けている学校の中のひとつ、「コマスの学校」に教室増設するのを助けてほしいと頼まれてから2年以上の時がたちました。
 
 CALOでは「キャンペーン」というかたちで皆様に協力の呼びかけをしました。暖かい協力金がたくさん寄せられましたが、それですんなりと教室建設が出来なかったのです。学校側が建設したいという土地に問題があり、その地盤工事が必要ということが明らかになりそれには私たちの協力金ではまったく足りないということがわかったのです。
 
 しかし、皆様からのご好意のお金を他の目的に使うことはできません。私たちは「教室建設」にこだわり続けていました。その間、いろいろなプランが向こうからもこちらからも出して紆余曲折がありました。そうしてやっと今ある教室につなげる形で教室を作るということに落ち着きました。
 
 そして、今回「ペルー活動2007」でペルーに行った私たちの訪問に合わせて「落成式」を行ってくれました。直前の地震で校庭の塀が全部倒れたりしたのにもかかわらず、未完成ではありましたが、「CALOの協力で建てられた」と明記したプレートや教室の前で割るシャンペンやテープカットのリボンなど準備がなされていました。また、子どもたちが「ぐりとぐら」の劇をしたり、ダンスをしたりして私たちを歓迎してくれました。

 校長先生からは「CALOのお陰で二つの教室が出来ました。この教室をきょうから“CALOの教室”と呼びましょう!」との挨拶がありました。建設途中の教室でしたがこれをこの子どもたちや先生方がどんなに喜んで待っていたかがひしひしと感じられて胸が熱くなる思いでした。同時に、日本で協力してくださった多くの人びとに感謝の気持ちでいっぱいでした。


 CALOからは教室が完成したら壁にかけてもらう時計に「CALO 08 2007」と金文字を入れて贈りました(この時計もメンバーからの寄付でした。ありがとうございました)。


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