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2006.06.25 箕面市国際交流教会にて多民族フェスティバル CALOもペルー料理の屋台の出店で参加 |
6月25日(日)に第1回多民族フェスティバルが、箕面市国際交流協会で行われました。 “外国人市民同士、また外国人市民と日本人それぞれが交流を深めて、お互いにもっとよい隣人やパートナーになることが必要”という主旨の元で、当日は雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、多彩な催しが実施され、約600人というたくさんの人が参加し、盛大なイベントになりました。 CALOもテレサさんを中心にペルー(南米)の家庭料理アヒー・デ・ガジーナとチチャ・モラーダ(紫トウモロコシのジュース)の販売とペルーの小物販売を行い、ともに評判がよく料理は完売、小物商品の売れ行きも上々、参加された多くの会員も忙しい対応で嬉しい悲鳴を上げていました。 今回は、協会のメンバーによる事前の緻密な計画や多数のボランティア、近隣の外国人、NGOグループがそれぞれの役割をこなした結果、大きな成功に結びついたのではないでしょうか。 モンゴルのゲルの組み立てがありました。なんとすばやく組立てができるものだと感心! “マッハシ” 、“ブレクと米”というアラブ料理、フィリピンのビーフン、ベトナムの揚げ春巻き、ミャンマーのチキンカレー、沖縄そば、タイのグリーンカレーなど国際色のある料理、韓国の尺八“タンソ”、折り紙、似顔絵などのワークショップ、世界の音楽とダンス、バザー、フリーマーケット、最後は豪華商品が当たる抽選会etc・・・。 CALOは料理と物販だけでなく、いつ決めたのだろう? なんと友延君もお得意のスペイン語による司会で出演。 “サルサ”の紹介で喝采をあびていました。 また、あのフォルクローレのフローレス・デュオのお子さん? も含めたダンスもかわいらしく、その傍らでフローレス氏がなんとなく落ち着かない様子で子ども達の出来を見守っていたのがほほえましく、中々いい雰囲気でした。(斉藤) (追:この催しは短時間でしたがTVのニュースで紹介されました。) 「CALO屋台」出店 てんまつ記 梅田みゆき 6月25日、多民族フェスティバル当日は朝からあいにくの雨模様だった。私は20個もの卵をゆでながら「お客さん、来るかなぁ」と心配していた。 なかなか決まらないメニュー 思い返せば、メニューを決める段階から心配なことはあった。何を作るか?CALOのボランティア例会の際にみんなで話し合い、候補がいくつかあがったのだが、「手間がかかる」「材料が手に入りにくい」「火を通さないものは食中毒の心配がある」という意見から、「火を使うものは暑いからイヤ」という少々ワガママな意見まで出て、次々と却下されていった。結局、梶田代表におまかせしよう、ということで落ち着いた。 アヒ・デ・ガジーナを作ろう! 後日、松本テレサさん、戸田佳子さん、私の3人が梶田家に集まり、試食会を行うことになった。まずインターネットでペルー料理のメニューやレシピを検索し、その中からポピュラーで上記の条件をクリアしていると思われるアヒ・デ・ガジーナを作り、試食してみた。「これ、いける」「おいしいね」と全員一致でこのメニューに決定した。それと、飲み物も出そうということで、チチャ・モラーダも売り出すことにした。次は価格を決めなければならないのだが、ここでまた意見が分かれた。「利益を考えて、ジュースとセットで500円でどう?」「いや、それでは高くて売れない」「細かいおつりが出ないように、100円単位にした方がいい」などと喧々諤々。最終的にアヒ・デ・ガジーナを200円、チチャ・モラーダを100円ということで決定。あとは食材を買いにいく日と4人の役割を決めて、その日は解散した。 儲かるかも・・・ 本番当日三日前、私達4人は材料費を少しでも安く上げるために、近くの“激安スーパー”に出かけた。そこで、じゃがいも40数個、鶏肉1s、卵20個等を購入したのだが、予想外の安さに驚き、「これはもしかして、儲かるかも?」と内心ほくそ笑んだ。 そしていよいよ当日、私はワールドカップ決勝トーナメント第1戦を午前2時過ぎまで観て、3時間ほど仮眠をとり、午前5時半に起きて卵をゆで始めた。「沸騰してから10分だったな」と思いながら、カーテンを開け、窓の外の雨雲を見て「ろくに寝ないでがんばってんのに、何で雨降るのよっ!」と、かなり身勝手な理由で怒っていた。夫はそれに気づいたのか、ベッドから起き出し「な、なんか手伝おうか?」「ん、大丈夫。あとで車で梶田家まで送って。」「わ、わかった。」と妻の逆鱗に触れぬよう、もう一度ベッドにもぐりこんだ。 好評!にて完売! 梶田家で料理を仕上げ、国際交流センターに運び込んでからは、すべてスピーディかつスムーズに事が運んだ。斉藤さんはカメラマンとしてすでにスタンバイしており、その他のメンバーは戸田さんを中心にバザー用の品々をディスプレイし、料理もジュースもすぐにサービスできるように配置した。吉冨さん、風間さんも駆けつけ、いよいよ開店。「いらっしゃいませ!」「ペルーの料理とジュースですよ!」「とってもおいしいですよ!」と、普段夫には絶対見せないようなとびきりの笑顔で接客した。その甲斐があってか、徐々に売れ始めた。食べていただいたお客さんがあちこちで「おいしい」と言ってくれたようで、予想以上のペースでどんどん売れていく。中には「レシピを教えて」という方も何人かいらしたが、それに応じる暇もないほど忙しくなり、用意していた60食分が、あっという間に残り10食に。ここで最後のもうひとがんばりだと思い、「ラスト10食です!」「もう二度と食べられませんよ」と多少の脅しも交えながら売り込んだ。そしてその直後に完売。私はうれしくなり、「おかげさまで完売いたしました。ありがとうございました。」と言って、その場にいたCALOのメンバーとハイタッチを交わした。「やりましたね!」バザーの品々もほぼ完売し、私達は店じまいした。 フェスティバルが終わり、家路につく途中「夫にも私達の料理、食べさせたかったな」と、ほんの少し後悔した。 |
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