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2006.04.15 第13回大阪ラテンアメリカの会総会が開かれる |
4月15日、2時より箕面市国際交流協会にて「第13回大阪ラテンアメリカの会総会」が開催されました。 当日は、出席16名、委任31名合計47名と総会成立に必要な33人(正会員の過半数)をクリアして総会が成立しました。久しぶりに顔を出された方、レギュラーも含めて色々な観点から意見交換が行われました。 梶田代表挨拶、2005年度の決算報告、会計監査報告、2006年度の役員承認、予算・活動などについてそれぞれの承認決議、活発な意見交換がおこなわれました。 決算、2006年度スタッフは下表のとおりです。 2006年度の役員に関して、新たに、会計監査として風間さん、広報・絵本管理として梅田さん、また絵本の翻訳として小森さんが加わり、それぞれの得意分野、興味あることに挑戦してもらうことになりました。宜しくお願いいたします。 今年度の活動についての話し合い 梶田代表の挨拶にもありましたCALOの抱えている課題を中心に、2006年度の活動についての論議が下記のように活発に行われました。 1.コマス小学校教室の増設について:今後の推移をみて再度キャンペーンなども “ペルーでは公立といえども土地の登記などが完全でないと国からは支援がもらえません。ジャネットさんからの報告で、現在増設しようとしている土地が軟弱であることがわかり、無料で地質調査してもらうよう依頼している” という報告が梶田さんからありました。寄付だけの費用では不足で、再度キャンペーン、あるいは予算の支出の振替(ex.算数ドリルの一部を使う)なども優先順位を考えて検討する必要もあるのではないかいう意見もありました。今後の推移を見てよりよい方法で実行していくことになりました。 2.算数ドリルのペルーでの配布について:現地スタッフだけでもできる配布 今後もペルー現地でのドリル・翻訳絵本の配布活動は進めていきます。現時点で現地スタッフだけで配布できる仕組みは出来上がっています。今年は翻訳絵本を既に32冊配布しました。 日本とペルー現地スタッフと現地の小学校との信頼感が高まっている証拠で、現地スタッフだけでも問題なく成り立っているという形も重要と考えています。今後、このような方法をとる年もでてきますが、百聞は一見にしかずで、一人でも多くの人に自分の目で見てもらいたい事に変わりはありません。 3.算数ドリルの日本での配布について:再度印刷は実費配布に、ペルーから逆輸入? 在日ラテンアメリカの人の学習のため色々な学校から引き合いがあり在庫がなくなりました(8年前に各100冊(計600冊)印刷しました)。今後については、教育支援という形での活動ということで、文溪堂様から無償でなく実費(経費分)を先方に請求するという許可を受けて継続することになりました。また印刷については、ペルーで印刷して逆輸入した場合の見積もりも検討します。 4.絵本の翻訳について:翻訳グループの発足も 絵本のリストは今後も増やしたいので、翻訳についてはいままでテレサさんなどが中心でやってきたが、スペイン語の得意な人にも参加してもらい、日本人の感覚で見た翻訳を第一次に行い(たたき台を作り)、次にnativeチェックを受けるといった方法を5月20日からスタートすることになりました。また「折りづるのたび」の翻訳は既に終了して、この絵本への3万円の寄付をもとに20冊を購入、作業を進める状態になりました。この絵本はペルーの中学に配布する予定です。 5.例会の進め方:他のNGOとの協働も考えよう スペイン語終了後の翻訳絵本づくり作業が少なくなっています。今後、箕面市国際交流協会が行っている「ほっと広場」「医療通訳ネットワーク」などに出張支援など出来ないか考えていきます。「ほっと広場」は1対1で対応しているので継続性が必要ですが、希望者があれば検討していきます。 6.スペイン語教室の進め方について:スペイン語教室をPR スペイン語の初級クラスは常に人が出入りする傾向が強いので、文法中心だと教室の進め方が難しいので、会話・場面中心の進め方に切り替えたいと考えています。 また生徒も減少しているのでスペイン語教室の広報をHP上などでももっと目立つように行うことになりました。 7.その他 URLの変更、E-mailの変更、ほか細部の文章の見直しを含めてパンフレットの更新を行うことになりました。 設立後12年もCALOが継続しているということは、梶田代表の熱意・スタッフ・会員の皆様の協力なしには出来ないことです。 課題が山積しておりますが、一歩でも前に進めるように“ボランティアで無理なく”お互いに頑張りたいという想いが、総会に参加された人、また参加できなかった人のお便りからも垣間見えました。(斉藤記) |
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