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CALO総会が開催される  2005.04.16

 4月16日、2時より箕面市国際交流協会にて「第12回大阪ラテンアメリカの会総会」が開催されました。

当日は、新人、久しぶりの人、レギュラー等様々23名の参加があり、代表挨拶、2004年度の決算報告、会計監査報告、2005年度の役員承認、2005年度の予算説明、2005年度の活動についてそれぞれの承認決議、活発な意見交換がおこなわれました。

2005年度の役員に関して、特に国際理解教育や絵本管理などを充実するために増員、CALOの現地での細かい活動を理解してもらうためにも、ペルー現地スタッフとしてジャネットさんに入っていただくこと、そしてペルー事業関連でディスネル・グッターラさんにもお手伝いをしてもらうことになりました。

2005年度の活動についての論議が下記のように活発に行われました。

@裾野を広げる取り組みをさらに進めること、宣伝活動、会員のかたが一人の友人を連れてきていただいたら2倍になるように、草の根の取り組みを全員でやるべきだ。

A絵本をペルーへ送付する方法について梶田さんから報告がありました。「送料はかかりますが、年1回でなく適宜送れたほうがいいと思い、絵本をペルーに送る方法を検証したいと考えています。受取人(送り先)は個人では駄目なのでコマス2072の小学校にお願いしました。 現在、関税免除のレターを作成して、確実に届く方法を検討していきます。 これがうまくいけば、ペルー活動も少ない人数でもうまくいけるとは思います。しかし、百聞は一見にしかずで、実際に現地の実体を見ることが大切だと思います。」

B先のAmigosでも紹介しましたが、コマス2072小学校からの教室建設のための支援依頼については、寄付・募金のレターを作成し、次回Amigosに同封して、広く会員に呼びかけるキャンペーンを行うことが総会で承認されました。 約8000ドルの資金が必要のことですので全部とはいわないまでもCALOとしてのサポート・キャンペーンをスタートいたします。(ホームページでもキャンペーンを行います。)

 実際に2004年11月に訪問された五十嵐さん、久掘さんからもこの小学校について「校長先生の取り組みも熱心でかつ絵本もよく利用していただいており、もっと支援してやりたいという気持ちを起こさせてくれる学校」との感想を話されていました。 (ペルーの小学校は国からの支援があるはずだが、仕組みがいまひとつ不明で、どうもこの小学校は国と府のハザマにあり資金が出ず地域の負担が大きく、個人的に土地を提供し、材料を買い、自分たちで教室を作る状態になっているようです。)

Cペルー活動2005は、松本テレサさんを中心に8月を第一候補で活動することを考えているので、自費ですが多くの方の参加を期待します。

D絵本の翻訳については11匹の猫シリーズなどシリーズ化を考えて、2〜3冊を目標にします。ペルーでは日本の昔話も興味があるらしいので、その辺も今後考慮していくべきだ。

E他に、資金問題では、高槻東ロータリークラブ様(今回役員が変わるので助成金が微妙な状況)への働きかけを代表に頑張ってもらうこと、小口の助成金をいかに手に入れるかを常に頭に入れておくことなどが論議されました。また例会の日程は第1,3土曜日を継続します。

CALOも12年になりましたが、最近は若い(絶対年齢でなく精神的若さです。)参加者も多く、例会自体も華やいだような気もします。お菓子を食べ、コミュニケーションを図るのも大事なことだと思います。背伸びせず一つ一つ身の丈にあった活動を進めていきましょう。