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2005.01.21 「出前授業」ちゃくちゃく軌道に=箕面市立西小学校6年生で 梶田雅子 |
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「ペルの友達に贈ろう! ほんやく絵本」 ==市内二つの小学校で絵本を持ち寄り翻訳絵本作り 1月18日(火)箕面市立東小学校、21日(金)同西小学校でそれぞれ6年生に「出前授業」を行いました。両校ともペルーの話と絵本作業をしたいということで、古絵本を集めてもらいそれに翻訳シールを貼る作業をするということでした。ペルーの日常の道具を紹介する「カルチャーボックス」やビデオでの紹介など、時間の足りない中でできるだけペルーの現状をそのまま伝えたいとがんばりました。 1月21日(金)箕面市立西小学校へ「出前授業」に行きました。前もって6年生の山口先生からどんな目的でどんな話をしてほしいか、どんな作業をやりたいかなどについて打ち合わせをします。そして、下記のような「ティーチングプラン」をたてて準備をします。児童数、時間数などでこちらから派遣するメンバーの数も調整する必要があります。この学校のように4クラスを各2時限にわたって行う場合には少なくとも3人〜4人のメンバーが必要です。 今回、西小学校では全校児童に呼びかけて70冊ちかい古絵本を集めてくださいました。どの絵本もそれぞれの家庭で子どもたちに繰り返し読まれ、楽しまれたものでしょう。手のぬくもりや家庭の温かさなどといっしょに届けられたようでした。 ペルーという国の位置から説明して、その魅力や、日本との文化の違いなどに話を広げたいのですが、45分の1時限ではとても時間が足りず残念な気がします。でも、子どもたちはしっかりこちらの伝えたい事を受け取ってくれている様子でした。2時限目には翻訳文を貼り付ける作業をします。絵本が潤沢にあったので2〜3人で1冊の絵本に取り組みます。まず、その絵本を日本語で読んで楽しみます。こんな楽しい本をペルーの子どもたちに届けたいという気持ちになってほしいからです。久しぶりに読む絵本をとても楽しんでいる子もいました。 さすが6年生です。大きなトラブルもなく、時間は少し足りないようでしたが、未完成の分は先生が後日届けてくださいました。みなさん本当にありがとうございました。あとは、CALOの例会でメンバーが表紙のフィルムをつけたり、翻訳文のチェックをしたりして、今度ペルーに届けるまで保管しておきます。
子どもたちの声 ★ CALOのスタッフカルロス君の読む翻訳絵本に聞き入るペルーの子どもたちボランティアして、楽しかった! よかった! 達成感あった! ★ 今日、ペルーへボランティアで送る絵本を作るために、大阪ラテンアメリカの会の人が来てくれた。絵本を作る前にペルーにある学校の話をしてくれた。学校が親とかの手作りだと言っていたのでビックリした。絵本1冊であんなに夢中になっているのにもビックリした。その絵本を自分たちが作れるって言うのはうれしかった。シールを貼るのも楽しかった。ボランティアもできたし。楽しかった。(I.Mさん) ★ 今日、学校に「大阪ラテンアメリカの会」の人達が来てくれた。最初、1年で100冊くらいしか集まらないと言われたときに「それだけしか集まらないのかな」と思ったけど、この学校だけで70冊集まったと聞いて少し気持ちよくなった。ボランティア活動ではペルーの子どもの人達が喜んで、最後に書いた自分の名前を読んでくれたときの事を思いうかべてやったから、本にシールを貼り終わったときにすごく達成感があってよかった。(F.J君) ★ 今日、3人の大阪ラテンアメリカの会の人が西小に来てくれました。ペルーの世界遺産のことやペルーで使われている道具を教えてもらったから、ペルーのことが少しわかった。それに本にシールを貼る作業は簡単だと思ったけれど、けっこう難しかった。西小で本が73冊も集まるなんてビックリした。ラテンアメリカの会の人がいるからペルーの子どもたちは教科書や絵本に困らなくていいんだなあと思った。こういう活動があるから世界の子どもが助かっているんだなあと思った。ぼくは大人になったらなんでもいいから人に役立つ事をしたいと思った。(I.Y君) ★ CALOのみなさんの話を聞いて、絵本にシールをはるだけであんなにいいことになるなんで、すばらしいことだなとおもいました。いまはペルーだけだけど、アフガニスタンとかにも絵本を送れたらいいと思いました。絵本にスペイン語に訳したシールをはった時は大変だけどいいことをしたなと思いました。(N.N君) |
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