2004.01.10
2003年ペルー活動報告会を実施
今日の例会では昨年9月のペルー2003活動報告会が行われた。実際にいかれた、坪内さん、森山さん、梶田さんから活動の感想なり、衝撃なり、これからの思いなりを率直に語られ、充実したものになった。本日が今年の最初の例会であり、9月の2004ペルー活動に向けてのスタートが切られたわけである。別にペルーに行くことが目的ではないが、翻訳絵本に関していえば、そういうDead
Lineがないと昨年のような数はできないと考えられます。どうやって古絵本を収集していくかを皆さん考えましょう。
坪内さん
リマの学校では教科書、教材はもちろん、教室つまり学校そのものも不足している中で、毎年の算数ドリル配布が歓迎され、継続を希望されている事実を実際に参加して確認した。日本で使用しなくなって廃棄される鍵盤ハーモニカがまるでまったく異なる楽器のような音色を出して役に立ったり、足りないものを上げていくときりがない。
将来的にはともかく、しばらくは算数ドリルと絵本の二本立てで、現地のアンケート調査を参考に、日本とペルーの指導法が異なるものや例題に取り上げるものなどを見直すなど内容を検討して充実を図ったほうがよいと感じた。
梶田さんの日記より
9月11日(木)
Virgen del Rosario 校
9時半着。いつものように全校集会で迎えてくれた。先生方が全員びしっと服装を決めて(男性はスーツにネクタイ、女性も白いブラウスにスーツ)。CALOへの期待の大きさに驚く。昨年ここを訪れたとき、音楽の授業を見学した。ペルーで音楽の授業はめずらしい。国立の小学校ではほとんどない。先生のピアノに合わせて歌っていただけだが、先生の指導の熱心さと子どもたちの楽しいそうな様子が印象的であった。授業が終わって、先生は日本のピアニカの古いのを一台持っていて、もし、日本でこんな楽器が余っていたら持ってきてほしいといわれた。それで今回、絵本を詰めたトランクの隙間に、7台のピアニカとリコーダー2本を入れてきた。小学校の先生に協力していただたものである。それを全校生徒の前で渡す。音楽のエルネスト先生ともう一人の先生がそのピアニカですぐすばらしい演奏をしてくれた。ピアニカがこんなすばらしい音を奏でるなんてびっくりした。
Jeannetteと
Carlosでアンケート(Rosaの)をやっている間、Disner と森山、坪内は折り紙あそび。中学生(去年の6年生)に日本のグッズを見せてクイズ遊びなどもする。後、算数の見学、音楽教室でピアニカの贈呈、マーチ演奏を聞く。幼稚園へ行ってみる。もう午後に入っていたので幼稚園は終わり、障害児教育に市の施設ができるまで教室を貸しているとのこと。車椅子の子ども5人ほど。CALOの額はなかった。ジャネットのお母さんのヨランダさんも来ていた。
|