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2003.10.14-15
GTS講座の講師として箕面市立箕面小学校へ


  10月14日、15日の二日間箕面市立箕面小学校5.6年生の「GTS講座」の講師として行ってきました。これはG:ゲスト、T:ティーチャー S:スペシャル講座という意味です。

   案内のパンフレットを見ると、「素敵な人との出会いを大切に、自分らしい学習をしよう。何だろう、知りたいな。興味を持って新しい世界に目を向けよう」という趣旨のもと5,6年生が学年クラスの枠を越えて、自分の希望によって学校が準備した11講座の中から選んで参加するのです。
    私たち(テレサ、和田、梶田)
CALOは「バーチャルペルー旅行・ペルーの子どもたちのことを知ろう」という講座。他には「星・宇宙のことを知ろう」「ラジオ番組をつくろう」とか「箕面の野生動物を知ろう」などという興味深いものがありました。

   「インカ帝国のことを知りたい」などと目を輝かせている子もいて気分の引き締まる思いがしました。
   いつものように、地球儀ビーチボールでペルーの位置を確かめます。日本の大きさも。こんなに小さなところに住んでいる自分たち。世界はこんなに大きく、いろんな人が住んで、いろんな言葉で話していろんな生活をしていることを話す。
   せっかくテレサさんが来てくれているのだからと、スペイン語講座も。くしゃみをした子に「
Salud!」とテレサさん。「Gracias!」ということを教える。みんなすぐおぼえてお互いに「Gracias! Gracias!」と言っている。

   CALO
特製の「カルチャーボックス」で頭をひねり、なんでわからないんだろう?「自分たちの日常のものではないからだ」ということを確認する。生まれたばかりの女の赤ちゃんの耳たぶにピアスの穴を空けるというペルーの習慣を聞いてびっくりしたり。CALOの活動ビデオを見て、実際にペルーの貧しい地域や、そこの子どもたちを見て緑がなく水の大切さが分かるとか、子どもたちは「でも、みんな明るく元気だった」とペルーの子どもたちのの屈託のなさを彼らなりに感じていたようだ。
   意外だったのは、英語を少し学び始めているためか、スペイン語にとても興味を示し、最後はテレサさんに「ハッピバースデイ、トゥーユー」のスペイン語版を教えてもらって、元気に歌ってくれた。合計4時限に及ぶ学習時間だったが、楽しく過ごせた。




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